純粋な人になろうとするとき、自己中心にならないよう注意しましょう。
純粋になろうと心がけていると、自分本位の行動が増えます。
自分に正直な行動をする。
思ったことをストレートに発言する。
自分の興味関心にしたがって行動する。
純粋な人になろうとすればするほど、自己中心の振る舞いが増えることがあります。
「そうか。純粋になるなら、自己中心になればいいのだね」
そう思う人もいるかもしれませんが、ここが注意ポイントです。
純粋になることを「自己中心になること」と思っているなら誤解です。
純粋と自己中心は、まったく違います。
たしかに純粋と自己中心は、似ているところがありますが、本質は別物です。
純粋になることは、自己中心になることではありません。
最大の違いは「周りへの配慮があるかどうか」です。
純粋とは、邪念・私欲がなく、清らかなことをいいます。
純粋な人は、素直で正直な自分を出しつつも、周りに配慮する余裕があります。
客観的な目を持っていて、自分の振るまいが周りの迷惑になっていないか確認しています。
やりたいことがあっても、迷惑になりそうなら控えます。
自分が間違えば、きちんと認めます。
迷惑をかけてしまったら、きちんと謝ります。
純粋なので、認めることも謝ることも素早いのが特徴です。
自己中心は、自分を第一に考えることをいいます。
相手の都合を考えておらず、無視しています。
いつも自分のことばかり考えていて、人の迷惑になってもおかまいなし。
他人の迷惑を考えず、自己の利益だけを追求する様子が目立ちます。
自己中心の状態が続けば、いずれ嫌われてしまうことになるでしょう。
純粋な人になろうとするのはいいですが、自己中心にならないよう注意してください。
純粋な人になろうとした結果、自己中心な人になっていることがあります。
純粋になるのはいいですが「身勝手な行動をしていないだろうか」と考える客観的な目を持ってください。
純粋と自己中心は、似て非なるもの。
純粋になることは、自己中心になることではないのです。