自己肯定感とは何か。
自己肯定感とは、自分の価値や存在意義を肯定できている感情のことをいいます。
自分で自分の悪口を言っている人を見かけます。
「私は自分が嫌いです」
「私は自分に自信がありません」
「私を好きになってくれる人は誰もいない」
こうした人は、自己肯定感が低いと言っていいでしょう。
自分に自信がなく、優柔不断でくよくよしている人を、魅力的と思う人はいません。
力がなくて、弱々しい印象を受けると、尊敬されるどころか心配されるでしょう。
近寄りがたい雰囲気が出て、人が避けてしまいます。
自己肯定感は、ないよりあったほうがいい気持ちです。
尊敬される人は、自己肯定感があります。
「自分は素晴らしい人間である。生きる価値がある。人から必要とされている」という気持ちがあります。
自分の良いところだけでなく、悪いところも含めて、自分を好きになっています。
自己肯定感があるから、堂々と胸を張れます。
自信に満ちあふれた態度を見せることができます。
尊敬される人になりたいなら、自己肯定感を高めることです。
自己肯定感を高める基本は、成功体験を積み重ねていくこと。
小さなことでいいので、何かに挑戦して、少しずつ成功体験を積み重ねていきましょう。
いきなり難しいことではなく、簡単なことから挑戦すると、成功しやすくなります。
結果が出れば「自分はやればできる」「自分は素晴らしい」という思いが強くなります。
「自分はやればできる人間だ」という自己肯定感が高まります。
だんだん自分に自信が持てて、自分を好きになっていけるでしょう。
また、積極的に自分を認め、どんどん自己評価を高めていくことも大切です。
自分で自分のことを好きになりましょう。
自分の長所や得意だけでなく、短所や不得意も含めて、すべてを好きになるのがポイントです。
自分の短所や不得意は、チャームポイントと考えてはいかがでしょうか。
ネガティブと思えることも「魅力」として考えると、ポジティブに受け止めることができます。
自分で自分のすべてを受け入れると、自分の存在や価値観に自信がついてくるでしょう。
自分に自信を持つのに、特別な資格は不要です。
人から認められるのを待つ必要もありません。
周りからの評価は関係なく、自分でそう思っていくことが大切です。
誤解や思い込みであってもいいので「自分は存在価値の高い人間だ」と認めていった人の勝ちです。
自分の評価は自分で決めることができます。
自分で自分の存在価値を認めていけば、だんだん自分のことが好きになり、自己肯定感が高まります。
自信を持って「自分が好き」と言えるようになるはずです。