純粋な人になるために大切な態度があります。
それは「従順な態度」です。
反抗的な態度を取っていませんか。
意見に逆らっていませんか。
命令に歯向かっていませんか。
アドバイスを無視していないでしょうか。
反抗的な態度で相手を困らせてやりたくなることもあるかもしれません。
嫌いな相手なら、気に入らないところがあって、反抗的な態度を取りたくなることもあるでしょう。
「嫌です」「お断りします」「どうして私がやらないといけないのですか」と逆らってしまう。
しかし、反抗的な態度を取るのは、純粋とは言えません。
反抗的な態度を取っていると、わがまま・自己中心・意地っ張りという印象が強くなります。
ひねくれている印象が強くなり、相手を困らせてしまうでしょう。
人間関係に摩擦を生み、余計なトラブルを増やす原因になります。
反抗的な態度を取っていると、純粋な人になれないのです。
純粋な人になりたいなら「反抗的な態度」ではなく「従順な態度」を心がけましょう。
命令であっても、頼み事であっても、自分の能力が許すかぎり、逆らわず受け入れるようにしましょう。
「はい、わかりました」
「承知しました」
「今すぐやります」
肯定の言葉で受け止め、すぐ従ってみることが大切です。
もちろん従順な態度とはいえ、服従するわけではありません。
人の言うことを、何でもうのみにするのは要注意。
真偽や善しあしを吟味せず従っていると、単なる操り人形になってしまい、人に騙されたり不利益を受けたりするでしょう。
大切なことは「主体性を持ちつつ従順になる」ということです。
自分の気持ちや考えを尊重しつつも、相手の意見を受け入れるようにしていきましょう。
たとえば、上司からの命令には、きちんと素直に従うことが大切です。
会社とは雇用契約を結んでいます。
金銭と責任が関係しているのですから、上司の命令にはなるべく従うことが大切です。
「これをやってくれ」と命令されたら、逆らわず、さっと取り組みます。
恩師からアドバイスされたとき、どうするか。
恩師からのアドバイスは、逆らわず、素直に従ってみましょう。
意味が理解できなくても、ひとまず信じて従ってみることが大切です。
「恩師の言うことだからきっと大切なことに違いない」と取り組んでみる。
今の自分にはまだ理解できないだけであって、何か重要な意味が隠されている可能性があります。
最初は半信半疑であっても、実際に試してみると、後から意味を理解できることがあります。
「なるほど。こういう意味があったのか!」と納得できるでしょう。
純粋になることで、人からのアドバイスをスムーズに吸収することができ、成長も早くなります。
従順な態度になると、あなたは純粋に近づけるのです。