執筆者:水口貴博

純粋な人になる30の方法

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純粋になるのではない。純粋を取り戻すのだ。

純粋になるのではない。純粋を取り戻すのだ。 | 純粋な人になる30の方法

「純粋は、先天的なもの」

「純粋は、生まれつきの性格」

「純粋は、内面的なことだから、今さら変えようがない」

純粋を「生まれつきの性格」と決めつけていないでしょうか。

たしかに私たちの日常生活では「純粋な性格」というフレーズがよく聞かれます。

「あの人は純粋だよね」

「なんて純粋な人なのだろう」

「子どものように純粋になりたいな」

一度は言ったことがあるセリフではないでしょうか。

「あの人は純粋だね」と聞けば、「純粋な性格なのだな」と思うでしょう。

生まれつきの性格の問題であれば、後天的に変えるのは難しいように思われます。

しかし、ここに誤解があります。

私たちはみんな、子どものころ純粋でした。

あなたの子ども時代を思い出してください。

本音で話していたでしょう。

素直に人の言うことを聞いていたでしょう。

嬉しいことがあれば、人目を気にせず、大喜びしていたでしょう。

偏見や固定観念を持たず、そのまま吸収していたでしょう。

間違ったことをしてしまったら、素直に謝っていたでしょう。

人のアドバイスには、純粋に従っていました。

打算や損得勘定を考えることもなかったはずです。

あなたは昔、きらきら輝くほど純粋だったはずです。

私たちは本来、純粋なのです。

ところが成長過程において、少しずつ心持ちが変わっていくことがあります。

悪い情報を知って、ショックを受ける。

騙されたり裏切られたりして、不信感が募る。

社会の裏側・世の中の不条理・人生の不公平に気づいて、失望する。

衝撃的な出来事によってトラウマができることもあるでしょう。

気づくと、いつの間にか純粋を失っていることがあるのです。

ここで気づいてください。

純粋とは、生まれつきの性格ではありません。

もちろん才能でもない。

純粋は、遺伝も関係ありません。

「誠実」「協調性」という遺伝子は見つかっていますが「純粋」という遺伝子は見つかっていません。

純粋とは、心持ちであり、行動習慣です。

純粋になるのではありません。

純粋を取り戻すのです。

純粋は、本人の意識と努力によって取り戻せます。

たとえば、本音で話す習慣です。

本音で話す習慣は、性格に関係なく、本人の心がけで実現できます。

相手を傷つけそうな言葉なら、言葉を選んだうえで本音を話すようにすればいいでしょう。

本音を話す習慣があれば、自然と純粋な雰囲気が出てきます。

違和感のある意見でも、否定せず聞き入れるのは、意識をすることで実現できます。

「これは自分に足りない考え方」と受け入れれば、違和感のある意見でも、スムーズに受け入れられるでしょう。

相手の話を否定せず「なるほど」「そういう考え方もありますね」と受け入れれば、純粋な印象も出てきます。

人目を気にせず、自分らしく振る舞うことも大切です。

人目が気になっても「人は人、自分は自分」という哲学を思い出すことで、自分に集中することができます。

自分らしく振る舞っていれば、心がまっすぐになっていき、純粋を取り戻していけます。

本来これらの習慣は、昔できていたはずです。

昔できていたのですから、性格の問題ではなく、意識的な取り組みによって実現できます。

大人になってからでも、純粋を取り戻すことが可能です。

「自分の心は汚れている」という自覚のある人でも、諦めないでください。

ふてくされていると、ますます純粋になれません。

たとえ純粋を失った人でも、昔の自分を思い出して意識的に取り組めば、純粋を取り戻すことが可能なのです。

純粋な人になる方法(1)
  • 純粋を、生まれつきの性格と決めつけない。
  • 昔の自分を思い出し、純粋を取り戻していく。
無知だから純粋になれるわけではない。
博識だから純粋になれないわけでもない。
純粋と知識量は無関係。

純粋な人になる30の方法

  1. 純粋になるのではない。
    純粋を取り戻すのだ。
  2. 無知だから純粋になれるわけではない。
    博識だから純粋になれないわけでもない。
    純粋と知識量は無関係。
  3. 純粋な人になるためには、恥ずかしい気持ちを克服することが大切。
  4. 反抗的な態度を取っていると、純粋な人になれない。
    従順な態度を取っていると、純粋な人になれる。
  5. 疑う気持ちが強いと、純粋になれない。
    信じる気持ちが強いと、純粋になれる。
  6. 飾った自分を見せるのではない。
    ありのままの自分を見せるのだ。
  7. 純粋な人には「本音で話す習慣」がある。
  8. 純粋な人は、ストレートに感情を表現する。
  9. 違和感のある意見でも、すぐ否定しない。
    まず受け入れよう。
  10. 愚痴や悪口を言う人に、純粋な人はいない。
  11. 親の小言を逆らわず受け入れることも、純粋になるトレーニング。
  12. 正直で純粋な人はいても、嘘つきで純粋な人はいない。
  13. 純粋な人だから、シンプルを心がけるのではない。
    シンプルを心がけるから、純粋な人になれる。
  14. 純粋な人には、打算や損得勘定がない。
  15. 人によって態度を変える人は、純粋な人とは言えない。
  16. 純粋な人は「心の声」を大切にしている。
  17. 駆け引きの名人になるな。
    ストレートの名人になれ。
  18. 自分が間違っていれば、余計な言い訳をせず、すぐ認める。
  19. 素直な人になると、成長が早くなる。
  20. 純粋な人には「何事も真剣に取り組む習慣」がある。
  21. 純粋な人は、直感を大切にする。
  22. 純粋な人は、ロジカルよりフィーリングを大切にする。
  23. 純粋な人になることは、素直な人になることでもある。
  24. 純粋な人は、わからないことを質問する習慣がある。
  25. 思い立ったら、すぐ行動する習慣をつける。
  26. 純粋な人は、人目を気にせず、自分らしく振る舞っている。
  27. 心を閉じていると、純粋になれない。
    心を開くと、純粋になれる。
  28. 1人でまったり過ごす時間が、純粋な心を生み出していく。
  29. 純粋になっても、自己中心になってはいけない。
  30. 純粋な人は、理想とする目標があって、いちずに突き進んでいる。

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