クリエイティブな力は、身につけるものではありません。
引き出すものです。
すでに自分の中には、クリエイティブな力が眠っています。
クリエイティブな力を引き出すことで、うまく発揮できるようになります。
では、クリエイティブな力を引き出すにはどうすればいいのか。
最も大切なポイントは「自然体」です。
気負ったり身構えたりせず、素直な自分をさらけ出します。
私たちは普段、さまざまな思惑を持ちながら生きています。
「恥ずかしいところは見られたくない」
「少しでもかっこよく見られたい」
「できるだけ常識的に振る舞わなければいけない」
「大人らしく振る舞わなければいけない」
「人として立派な行動をしなければいけない」
体裁を考えて強がったり、プライドを守ろうと意地を張ったりしているもの。
もちろん常識的な振る舞いですが、気負ったり身構えたりしていると、本来の自分を見失ってしまいます。
自分を演じているような気持ちになり、操り人形のような生き方になってしまうでしょう。
ますますクリエイティブな力が封印され、堅苦しい考えや真面目な行動しかできなくなっているのです。
だからこそ、自然体が大切です。
クリエイティブな人になるためには、自然体を心がけましょう。
自分に対して正直になるということです。
やりたいことは、やる。
やりたくないことは、やらない。
好きなことは「好き」と主張する。
楽しいときにはきちんと笑い、悲しいときにはきちんと泣きます。
周りが「つまらない」と言っていても、自分は面白く感じたなら、素直に「面白い」と答えます。
周りが「やめたほうがいい」と忠告してきても、自分がわくわくしたなら、素直に取り組んでみます。
自然体になることで、認知のゆがみが修整され、ありのままの自分を表現しやすくなります。
「すでに自分は自然体で生きている」と思っていても、実際はわかりません。
自分でも気づかないうちに、見栄を張ったり体裁を考えたりしていることが少なくありません。
「天然だね」と笑われてもいいのです。
天然と笑われたとしても、自然体でいるほうがはるかに重要です。
自然体を意識すると、自由な考え方がしやすくなるため、クリエイティブな力を引き出しやすくなります。
プライドを守ることも大切ですが、つまらないプライドなら、さっさと捨ててしまいましょう。
できるだけ心を縛るものを減らすことで、心が軽くなります。
自然体を意識することで、本来持っている力が発揮できるようになります。
自由自在に生きることができるようになります。
さあ、今から自然体を意識しましょう。
周りに流されず、自分らしさに集中しましょう。
見栄を張るのをやめ、体裁も無視して、つまらないプライドも捨てます。
自然体が一番です。
100パーセント自然体になるのは難しいですが、少しでも自然体になるよう心がけましょう。
自然体を意識すると、クリエイティブな力が引き出されるのです。