執筆者:水口貴博

成功者になる30の条件

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できる人は、先手を打って有利になる。

できる人は、先手を打って有利になる。 | 成功者になる30の条件

できる人の共通点は、先手を打つことです。

先手を打つことで、有利な立場に立てます。

これは、どの世界でも共通して言えます。

昔、平氏と源氏の合戦の時代に、源義経という人がいました。

いろいろな戦で天才的な戦術によって相手に打ち勝っていました。

彼の戦術で気づいたことがあります。

必ず先手を取っているということです。

びっくりさせられるのではなく、びっくりさせるのです。

相手の心が平常でないことは、冷静な判断がしにくいということです。

ビジネスの世界でも、先手を取るということは有利な立場に立つということです。

たとえ、電話1本でも、待つのではなく、かけることが大切です。

相手の言い訳、言い分、考え方に対して、準備ができていることは、話をできるだけうまく進めるために大切なことです。

待ち合わせ1つにも影響します。

私の高校時代の友人で、先手の達人がいました。

待ち合わせ場所へ、約束の時間に行くと、相手はすでに来ています。

これだけで、精神的に気後れしてしまいます。

相手のほうが、発言権や決定権が強くなってしまうのです。

そこで今度は、15分前に行きました。

それでも、相手は先に来ていました。

30分前に行っても先に来ています。

驚いて「いつも何分前に来ているの」と聞くと「1時間前」と言うのです。

ここまで来ると時間に正確を通り越して、とにかく先手ということになります。

彼は先に来ることで、相手に対して有利になることを知っているのでした。

私は思わず「これは手ごわい」と思いました。

先手を打つことは、できる人になるための条件なのです。

成功者になる条件(8)
  • 相手より先に行動する先手を、日々心がける。
実力社会こそ、数字が正直に評価される社会だ。

成功者になる30の条件

  1. 報酬は「お金」より「成長」を求める人が成功する。
  2. 20歳の人間に適性はない。
    適性は、やりたいことをやって身についてくる。
  3. 無理に続けることは、続かない。
  4. できない人は、言葉で口説く。
    できる人は、行動で口説く。
  5. できる人は、ビジョンを語り合う。
    できない人は、過去を語り合う。
  6. 予定変更は延期ではなく、前倒しにするとうまくいく。
  7. フットワークが軽い人は、仕事ができる人。
  8. できる人は、先手を打って有利になる。
  9. 実力社会こそ、数字が正直に評価される社会だ。
  10. 1人の時間とは、自分のことを考える時間のこと。
  11. 敵は殺さず、仲間にしてしまう。
    桃太郎に見習おう。
  12. 一生懸命仕事ができる人は、一生懸命遊べる人。
  13. 早歩きの人は、頭の回転が速くなる。
  14. できる人は、哲学を持っている。
    判断基準がしっかりすると、生き方もしっかりする。
  15. 前かがみになっている人は、やる気のある人。
  16. 本は心の栄養。
    体は大きくならないが、心は無限大に大きくなっていく。
  17. 朝から飛ばしてスタートすると、1日全体の調子がよくなる。
  18. やろうとしないだけ。
    やってみれば、何とかなる。
  19. 記憶力より記録力。
    社会で必要な人材は、記録力を持った人。
  20. 「あんなふうになりたい」と思ったことは、自分にもそうなれる才能がある。
  21. 完璧を目指す人に、完璧はない。
    「今」の「自分」の「100パーセント」を出すことが大切。
  22. 他人の考えより、自分が考えて間違えるほうが、かっこいい。
  23. 本、人、映画などの経験は、心の状態に応じて、受ける刺激が変わってくる。
  24. すべての「マイナス思考」は「プラス思考」に変えることができる。
    意識を変えるだけでいい。
  25. 学校教育が、天才を凡才にしてしまう。
  26. 本に低級も高級もない。
    ためになる本なら、何でもいい。
  27. 行動できる人が、成功する。
  28. 成功者ほど、頭の中が整理されている。
  29. 失敗者は「逆境」で諦める。
    成功者は「逆境」をバネにする。
  30. 当たり前のことほど見落としやすいのが、人間。

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