執筆者:水口貴博

仕事の成長が早くなる30の方法

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優先順位の変更をためらう必要はない。

優先順位の変更をためらう必要はない。 | 仕事の成長が早くなる30の方法

仕事が複数あるときは、まず「優先順位」を考えます。

重要度や緊急度の高いものは早めに対応して、低いものは後回しにします。

特に締め切りが迫っているものは、優先順位も高くなるでしょう。

優先順位が決まったら紙に書いておくと、目で確認できるようになります。

仕事が複数あるとき、優先順位を考えるのはビジネスの基本ですね。

優先順位はスムーズに進めるために必須であり、基本でありながら重要なポイントでもあります。

もちろん優先順位を考えるのはいいのですが、注意したいことがあります。

優先順位に変更が生じたとき、どうするかです。

優先順位の誤りに気づいたとき、どうするか

優先順位に従って仕事を進めていると、途中で誤りに気づくことがあります。

気づくまではいいのですが、この後が大切です。

「すでに決めたことだから」「もう取り組み始めたから」と、最初の優先順位にこだわる人がいます。

変更にはストレスが伴います。

変更に抵抗感を覚える人も少なくありません。

プライドの高い人によくありがちです。

優先順位の変更は、自分の非を認めるように感じて抵抗があるのです。

また、手間暇をかけて考えた優先順位なら「せっかく手間暇をかけたのだから」と惜しむ気持ちが出てきて、抵抗感を覚えます。

たしかに手間暇をかけて考えた優先順位かもしれませんが、かたくなにこだわるのも考えものです。

優先順位が誤っていることに気づきながら仕事を進めていると、うまくいくこともいかなくなります。

優先順位の変更はどんどんしよう

優先順位の誤りに気づいたら、ためらうことなく変更しましょう。

優先順位の変更は悪いことではありません。

普通のことであり、よくあることです。

実際に取り組み始めてから、優先順位の誤りに気づくこともあります。

仕事によっては、始めてみないとわからない優先順位もあります。

また、最初は正しい優先順位であっても、途中で状況が変わって不都合になることもあります。

誤りに気づいたり状況が変わったりすることがあれば、優先順位の変更は必要です。

そこで「どうしよう、どうしよう」とためらっていると、どんどん貴重な時間が過ぎてしまいます。

おかしいと気づいた瞬間、さっと変更すればいいのです。

優先順位の変更も、臨機応変の1つ

こだわりやプライドも捨てましょう。

無理にこだわったところで悪影響にしかなりません。

優先順位は、あっさり変えていいのです。

罪悪感は不要です。

紙に優先順位を書き留めているなら書き換えましょう。

優先順位の誤りに気づけただけでも、よかったと思うことです。

誤りに気づかないまま進めていれば、トラブルになっていたかもしれません。

誤りに気づけただけ幸いです。

優先順位を変更して、さらに状況が変わったなら、再び優先順位を変更します。

優先順位の変更に抵抗を感じる必要はありません。

あっさり優先順位を変更できる人になってください。

これが柔軟な対応です。

優先順位の変更も、臨機応変の1つです。

仕事の成長が早くなる方法(16)
  • 優先順位の誤りに気づいたら、こだわりもプライドも捨て、どしどし変更する。
大切なことは「効果」。
「技術」に惑わされないこと。

仕事の成長が早くなる30の方法

仕事の成長が早くなる30の方法
  1. まずは好きなことに手をつける。<br>これが一番の成長法。
    まずは好きなことに手をつける。
    これが一番の成長法。
  2. 嫌いなことをしていると、性格が悪くなる。<br>好きなことをしていると、性格がよくなる。
    嫌いなことをしていると、性格が悪くなる。
    好きなことをしていると、性格がよくなる。
  3. 好きなことを通して、力をつけよう。
    好きなことを通して、力をつけよう。
  4. ベストタイミングではなく、ベタータイミングで行動する。
    ベストタイミングではなく、ベタータイミングで行動する。
  5. お金を残そうとすると、行動が極端に鈍くなる。
    お金を残そうとすると、行動が極端に鈍くなる。
  6. 目の前の仕事に全力投球していれば、自然と結果はついてくる。
    目の前の仕事に全力投球していれば、自然と結果はついてくる。
  7. 嫌いなことをしていると失敗する。<br>好きなことをしていると成功する。
    嫌いなことをしていると失敗する。
    好きなことをしていると成功する。
  8. エレベーターでは積極性が表れる。<br>待つより行動する人になろう。
    エレベーターでは積極性が表れる。
    待つより行動する人になろう。
  9. 落ち込みやすい人は、成長の早い人。
    落ち込みやすい人は、成長の早い人。
  10. 最初の1歩は軽くていい。
    最初の1歩は軽くていい。
  11. 1回で100点を取るのではない。<br>1点を100回取ろう。
    1回で100点を取るのではない。
    1点を100回取ろう。
  12. 若いころは、貯金はしなくていい。
    若いころは、貯金はしなくていい。
  13. 投資するべきところと、節約するべきところを、区別する。
    投資するべきところと、節約するべきところを、区別する。
  14. 愚痴を言うエネルギーと時間を、行動するエネルギーと時間に充てる。
    愚痴を言うエネルギーと時間を、行動するエネルギーと時間に充てる。
  15. 実現させたいことは、紙に書くだけでいい。
    実現させたいことは、紙に書くだけでいい。
  16. 優先順位の変更をためらう必要はない。
    優先順位の変更をためらう必要はない。
  17. 大切なことは「効果」。<br>「技術」に惑わされないこと。
    大切なことは「効果」。
    「技術」に惑わされないこと。
  18. 失敗したら勉強できる、と考えよう。
    失敗したら勉強できる、と考えよう。
  19. 落ち込んだときほど、体を動かそう。
    落ち込んだときほど、体を動かそう。
  20. 勉強会は、やめたほうがいい。
    勉強会は、やめたほうがいい。
  21. 無能な人が多い職場を嘆いてはいけない。<br>無能な人がいるおかげで、出世・成長・昇給が実現する。
    無能な人が多い職場を嘆いてはいけない。
    無能な人がいるおかげで、出世・成長・昇給が実現する。
  22. 上司の急な変更に嫌な顔をしない。<br>にこにこしながら快く受け入れる。
    上司の急な変更に嫌な顔をしない。
    にこにこしながら快く受け入れる。
  23. 待ち合わせる間に、成長できる場所がある。
    待ち合わせる間に、成長できる場所がある。
  24. 改善は、1回やって終わりではない。<br>無限に繰り返していくもの。
    改善は、1回やって終わりではない。
    無限に繰り返していくもの。
  25. マニュアルは、作成して終わりではない。<br>必要に応じて随時更新していくものだ。
    マニュアルは、作成して終わりではない。
    必要に応じて随時更新していくものだ。
  26. 本当に好きなことには、自然とスピードが出る。
    本当に好きなことには、自然とスピードが出る。
  27. 締め切りのない仕事は、自分で締め切りを作ろう。<br>締め切りのある仕事は、自分で締め切りを前倒ししよう。
    締め切りのない仕事は、自分で締め切りを作ろう。
    締め切りのある仕事は、自分で締め切りを前倒ししよう。
  28. 心配は、頭で消すのではなく、体で消す。
    心配は、頭で消すのではなく、体で消す。
  29. たとえ冗談でも、口に出して言っていると、本当に夢が叶ってしまう。
    たとえ冗談でも、口に出して言っていると、本当に夢が叶ってしまう。
  30. 地獄のような多忙の1年も、一生に一度くらいあっていい。
    地獄のような多忙の1年も、一生に一度くらいあっていい。

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