執筆者:水口貴博

頑張る力がみなぎる30の言葉

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頑張り方には、2種類ある。「力を入れて頑張る」「力を抜いて頑張る」。

頑張り方には、2種類ある。「力を入れて頑張る」「力を抜いて頑張る」。 | 頑張る力がみなぎる30の言葉

「頑張る」

そう聞いてまず思い浮かべるのは、力を入れた頑張り方でしょう。

気合を入れ、気持ちを集中させ、全力を出す。

もちろん代表的な頑張り方ですが、それがすべてではありません。

頑張り方は、大きく分けて2種類あります。

「力を入れて頑張る」と「力を抜いて頑張る」です。

どちらも頑張る点は同じですが、効果・特徴・活用場面に違いがあります。

力を入れて頑張る

一般的に私たちがイメージする頑張り方です。

スポーツに例えると、100メートル走です。

全力で一気に短い距離を駆け抜けるようなイメージです。

力を入れた頑張り方は、瞬間的に強いパワーを発揮させるときに有効です。

全神経を研ぎ澄ませ、気合を入れ、一点に力を集中させることで、最大限のパワーを発揮できます。

時には限界を超えた力が発揮できることもあります。

110パーセントや120パーセント、時には200パーセント以上の力を発揮することも可能です。

力を入れた頑張り方がふさわしいのは「一瞬で結果が出る場面」「短時間で勝敗が決まる場面」です。

ただし、力を入れた頑張り方にはデメリットもあります。

「長期的な継続には不向き」という点です。

全神経を集中させるため、気力・体力・精神力の消耗が激しくなります。

途中で息切れを起こして、バテてしまいます。

また、力が入っていると、動きが不自然になる場合も少なくありません。

余計な力が入っているせいで、自然な様子が失われます。

フォームが乱れたりがつがつした様子が目立ったり、かえって不利を招くことも少なくありません。

力を抜いて頑張る

力を抜くとはいえ、怠けるわけではありません。

あくまで余計な力を抜いて、リラックスしながら頑張る意味です。

発揮できるパワーは、普段の70パーセント程度ですが、長続きしやすいメリットがあります。

スポーツに例えると、マラソンです。

ペースはスローですが、長い距離を走り続けることができます。

体力が続くかぎり、どこまでも走り続けることもできます。

力を抜いた頑張り方がふさわしいのは「長期的な継続が必要な場面」「自然体が重要になる場面」です。

たとえば、日頃から行う勉強や練習です。

毎日こつこつ続けることなら、力を抜いて頑張るのが適切でしょう。

こつこつ鍛えていけるので、着実な成長が見込めます。

ペースやスピードは遅くても長続きするため、最終的に大きな結果をもたらします。

恋愛のアプローチでも、力を抜いて頑張ったほうがうまくいきます。

力を入れて頑張ると、がつがつした雰囲気が出てしまい、相手を驚かせてしまいます。

力を抜いて自然体でアプローチしたほうが、好意がスムーズに伝わって、相手のハートをつかめるでしょう。

頑張り方には、2種類あることを念頭に置いてください。

力を入れた頑張り方しか知らないと、思うようにいかない場面が増えるでしょう。

力を入れて頑張るか、力を抜いて頑張るか。

頑張る場面になったとき、どちらのタイプで頑張ればいいか判断してください。

もし力を入れて頑張ってもなかなかうまくいかないなら、力を抜いて頑張ったほうがいいかもしれません。

2種類の頑張り方を、時と場合に応じて使い分けることで、より賢く人生を歩めます。

頑張る力がみなぎる言葉(3)
  • 2種類の頑張り方を、時と場合に応じて使い分ける。
「これは難しそう」に続く言葉は「でも実は大したことない」。

頑張る力がみなぎる30の言葉

  1. 頑張る人をばかにすると、自分も頑張れなくなる。
    頑張る人を応援すると、自分も頑張れるようになる。
  2. 「さあ、今日も頑張ろう!」と思うのと言うのとでは、効果が違う。
  3. 頑張り方には、2種類ある。
    「力を入れて頑張る」「力を抜いて頑張る」。
  4. 「これは難しそう」に続く言葉は「でも実は大したことない」。
  5. 1位でフィニッシュした人だけが勝者ではない。
    笑顔でフィニッシュした人は、すべて勝者。
  6. 勝ち負けのない時間は、本当の自分に戻る時間。
  7. 慰めの言葉を待つのは、もうやめる。
  8. 小さな仕事を頑張れない人は、大きな仕事も頑張れない。
    小さな仕事を頑張れる人は、大きな仕事も頑張れる。
  9. 無気力というのは思い込み。
    気力の出し方がわからないだけ。
  10. 自分の気持ちは考えても、相手の気持ちを考える人は少ない。
  11. 苦労を重ねた仕事から、大きな達成感が生まれる。
  12. 頑張っても、うまくいかないときもある。
    頑張らなくても、うまくいくときもある。
  13. チャンスは「足」でつかみに行こう。
  14. チャンスは、トラブルの中にある。
  15. 行き止まりではない。
    行き止まりに見えるだけだ。
  16. 「頑張る」と「無理をする」は、違う。
  17. 失敗することを恐れるな。
    本気でないことを恐れろ。
  18. 「疲れた」が口癖の人は、そう言うことでストレスを発散させている。
  19. 小さなことに、いちいちかっかしない。
  20. 悪条件に怒る人がいる。
    悪条件を喜ぶ人がいる。
  21. 最初は不純な動機であってもいい。
    後から純粋な動機になればいい。
  22. どうせダメなら、当たって砕けろ。
  23. 成功に向かう階段は、上向きとは限らない。
  24. 苦しいときは、自分に問いかける。
    「ここで頑張らなければ、いつ頑張るのか」
  25. 相手がどんなに無礼でも、自分は礼儀を貫く。
  26. 個人プレーでも、架空のライバルを意識する。
  27. 成功は、難しいから意味がある。
  28. 犬ですら待つことができる。
    待つことができないと、犬以下になる。
  29. 失敗したから辞めるのではない。
    失敗したから続けて頑張る。
  30. 最高のライバルは、過去の自分。

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