執筆者:水口貴博

頑張る力がみなぎる30の言葉

26

個人プレーでも、架空のライバルを意識する。

個人プレーでも、架空のライバルを意識する。 | 頑張る力がみなぎる30の言葉

個人で行う仕事があります。

人と協力する必要がなく、自分一人で進められる仕事です。

個人プレーなら、誰かと競争する必要はなく、人間関係に苦しめられることもありません。

個人プレーのメリットは、なんと言っても「自由」でしょう。

ほかのメンバーとの連係がないので、マイペースで仕事を進めていけます。

仕事の手段や手順も、自分の自由です。

仕事をしたいときにして、休みたいときに休めます。

人間関係に苦しめられることもありません。

陰で愚痴を言われることもなければ、いじめや嫌がらせを受けることもありません。

ライバルがいなくて、自分一人でできる仕事なら、マイペースで進めることができます。

自分らしく仕事をしたいなら、個人プレーを大歓迎するでしょう。

しかし、個人プレーのメリットである自由は、同時にデメリットでもあります。

すべてが自由ということは、すべて自分で決めなくてはいけないということです。

自己管理が得意ならいいですが、苦手なら大変です。

自分を律することができないと、気持ちが緩んで、気合が入りません。

仕事の取り組みがだらだらしたり、スケジュール管理がおろそかになったりします。

怠け心が肥大化して、苦しめられます。

個人プレーなので、仲間たちと喜びや苦しみをわかち合うこともできません。

人間関係の不和で悩むことがない反面、人間関係がなさすぎて悩みます。

孤独の恐怖に陥ってしまい、なかなかスムーズに進まないのです。

自由は、素晴らしい反面、怖いところもあるのです。

もし個人プレーの自由に苦しんでいるなら、ある工夫があります。

架空のライバルを意識しましょう。

つまり、想像によって作り上げるライバルです。

たとえば、メディアで活躍している成功者です。

話したことも会ったこともなく、完全に面識がなくても、想像するだけならOKです。

一緒に仕事をしている様子をイメージします。

優秀な人と一緒に仕事をしていると思えば、自然とやる気が出てくるでしょう。

張り合いが生まれ、孤独感が薄れます。

すでに亡くなった偉人や巨匠をイメージするのもOKです。

すでに亡くなっていても、想像は自由です。

自分のそばにいて、一緒に作品を作っていると想像します。

「こんなに頑張っている人がいるなら、自分も負けていられない」という気持ちになるでしょう。

個人プレーでいながら、仲間がいるかのような感覚が感じられます。

ポジティブな刺激を受け、心に火がつくでしょう。

あくまで想像ですから、ライバルの設定は自由です。

架空のライバルを作ることで、適度な緊張感が生まれ、モチベーションが向上します。

自分の都合に応じて、架空のライバルを設定すれば、個人プレーでありながら上手に競争相手を生み出せます。

もしライバルの存在が邪魔になれば、想像をやめればいいだけです。

必要なときに想像して、不要になればやめます。

頑張る力がみなぎる言葉(26)
  • 個人プレーでも、架空のライバルを意識する。
成功は、難しいから意味がある。

頑張る力がみなぎる30の言葉

  1. 頑張る人をばかにすると、自分も頑張れなくなる。
    頑張る人を応援すると、自分も頑張れるようになる。
  2. 「さあ、今日も頑張ろう!」と思うのと言うのとでは、効果が違う。
  3. 頑張り方には、2種類ある。
    「力を入れて頑張る」「力を抜いて頑張る」。
  4. 「これは難しそう」に続く言葉は「でも実は大したことない」。
  5. 1位でフィニッシュした人だけが勝者ではない。
    笑顔でフィニッシュした人は、すべて勝者。
  6. 勝ち負けのない時間は、本当の自分に戻る時間。
  7. 慰めの言葉を待つのは、もうやめる。
  8. 小さな仕事を頑張れない人は、大きな仕事も頑張れない。
    小さな仕事を頑張れる人は、大きな仕事も頑張れる。
  9. 無気力というのは思い込み。
    気力の出し方がわからないだけ。
  10. 自分の気持ちは考えても、相手の気持ちを考える人は少ない。
  11. 苦労を重ねた仕事から、大きな達成感が生まれる。
  12. 頑張っても、うまくいかないときもある。
    頑張らなくても、うまくいくときもある。
  13. チャンスは「足」でつかみに行こう。
  14. チャンスは、トラブルの中にある。
  15. 行き止まりではない。
    行き止まりに見えるだけだ。
  16. 「頑張る」と「無理をする」は、違う。
  17. 失敗することを恐れるな。
    本気でないことを恐れろ。
  18. 「疲れた」が口癖の人は、そう言うことでストレスを発散させている。
  19. 小さなことに、いちいちかっかしない。
  20. 悪条件に怒る人がいる。
    悪条件を喜ぶ人がいる。
  21. 最初は不純な動機であってもいい。
    後から純粋な動機になればいい。
  22. どうせダメなら、当たって砕けろ。
  23. 成功に向かう階段は、上向きとは限らない。
  24. 苦しいときは、自分に問いかける。
    「ここで頑張らなければ、いつ頑張るのか」
  25. 相手がどんなに無礼でも、自分は礼儀を貫く。
  26. 個人プレーでも、架空のライバルを意識する。
  27. 成功は、難しいから意味がある。
  28. 犬ですら待つことができる。
    待つことができないと、犬以下になる。
  29. 失敗したから辞めるのではない。
    失敗したから続けて頑張る。
  30. 最高のライバルは、過去の自分。

同じカテゴリーの作品

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION