賢くなるための最初の基本。
それは、知識を詰め込むことです。
もちろん知識がすべてではありません。
賢くなるためには、知識より大切な要素があります。
たとえば、知恵や知識を操る能力のほうが圧倒的に重要です。
知恵を身につけることで、物事の分別がつき、問題を解決する能力が向上します。
知識を操る力を身につけることで、鋭い見方ができるようになり、豊かな発想や斬新なアイデアを生み出せるようになります。
知識そのものより、その知識の生かし方のほうが重要です。
しかし、そうは言っても、やはり最初は知識です。
何かを考えるときは、まずその元となる知識がなければ、考えようがありません。
物事を判断するときも、やはり考える材料となる知識がなければ、正しい判断は困難です。
多角的な視点ができるのも、広範囲な視野を持てたりするのも、知識のおかげです。
長期的に考えるのも、複雑な思考ができるのも、やはり知識があってこそ実現できます。
知識が多ければ多いほど、思考や判断の材料が増えるため、的確な判断や最善の対処もしやすくなります。
したがって、賢くなるためには知識が欠かせません。
知識が多ければ、確実に賢くなれるわけではありませんが、少なくとも無駄にはなりません。
知識量は、賢くなるための最低限の準備です。
できるだけさまざまな手段で、知識を詰め込みましょう。
最初は難しく考えず、愚直に詰め込むだけでもいいでしょう。
好きなことや興味のあることから始めると、知識を吸収しやすくなります。
知識を得る手段は、さまざまあります。
本を読む。
新聞や雑誌を読む。
先生から講義を受ける。
教育番組・情報番組を見る。
ラジオを聴く。
オーディオブックを聴く。
知識を得られるなら、手段は何でもかまいません。
自分に合った手段で、できるだけ多くの知識を得るようにしましょう。
迷ったら、読書です。
本の購入にお金はかかりますが、整理された情報が掲載されていて、何度でも読み返せます。
重要部分に線を引いて強調することもできます。
ページを行ったり来たりするのも簡単。
いつでも自由なときに読めます。
コンパクトに情報がぎっしり詰め込まれた本は、たった1冊でも有用な情報源になるでしょう。
知識がすべてではありませんが、賢くなる基本であるのは間違いありません。
まず徹底的に知識を吸収していきましょう。
知識が豊富になるにつれて、物事を広く遠くまで見渡せるようになります。
一定程度まで知識を吸収すると、深い考察をする準備が整っているはずです。