執筆者:水口貴博

賢い人になる30の方法

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速く考えることは後回しでいい。最初は深く考えることに集中する。

速く考えることは後回しでいい。最初は深く考えることに集中する。 | 賢い人になる30の方法

賢い人と言えば「頭の回転が速い」というイメージを持つ人があるのではないでしょうか。

物事を把握するスピードが速い。

一瞬で問題の解決策を導き出せる。

難しい問題であっても、素早く判断を下せる。

賢い人は、頭の回転が速いので「スピード」が伴う印象があります。

そのため、賢い人になりたいなら、できるだけスピードを意識して考えようと思いがちです。

ここに落とし穴があります。

速く考えることができても、考えが浅くては意味がありません。

素早く決断できても、間違った決断では逆効果です。

場合によっては、仕事をやり直すことになって、迷惑や二度手間が生じることもあります。

いくら速く考えることができても、漏れや間違いがあれば、賢い人とは言えません。

スピードにこだわると、賢明な思考や判断の妨げになります。

賢い人には、頭の回転が速い人もいますが、それはあくまで結果です。

経験と実績をたくさん積み重ねてきた結果、慣れと上達によって正確な判断を速く下せるようになっています。

最初から速さにこだわると、足元にある落とし穴に気づかず、大けがをすることになるでしょう。

大切なのは、速く考えることではありません。

深く考えることです。

賢い人になりたいなら、速く考えることは後回しにして、最初は深く考えることに集中するのが得策です。

誤解・間違い・見落としがないよう、じっくり考える。

1つの視点で満足せず、2つ以上の視点から考察する。

1つの正解にこだわらず、ほかの可能性も探ってみる。

独りよがりにならず、ほかの人の意見も取り入れてみる。

時間はかかってもいいので、じっくり考える時間を設けてください。

制限時間があるなら、事情がないかぎり、ぎりぎりまで考えるようにしたい。

正解が見つかっても、本当にこれで間違いないだろうかと再検証する余裕も持ちたいところです。

スピード思考を最初から求めるのではありません。

スピード思考は、後から身につくことです。

深く考える経験を積み重ねていくにつれて、だんだん速く考えることもできるようになります。

賢い人になる方法(6)
  • 最初は、速く考えることより、深く考えることを意識する。
普段から深く考える習慣をつけておこう。

賢い人になる30の方法

  1. 賢い人とは、勉強ができる人のことではない。
  2. 賢くなるためには、まず知識がなければ始まらない。
  3. 賢い人は、知恵を身につけている。
  4. 賢くなるために必要なのは、知識より、知識を操る力。
  5. 賢い人は、論理的思考力を身につけている。
  6. 速く考えることは後回しでいい。
    最初は深く考えることに集中する。
  7. 普段から深く考える習慣をつけておこう。
  8. 感情は、思考と判断の大敵。
    常に理性を大事にする。
  9. 余裕と落ち着きは、冷静な思考の土台となるもの。
  10. 賢くなるには、素直が欠かせない。
  11. 目先の損得に惑わされない。
    長期的な損得を考えて行動する習慣を持つ。
  12. 賢くなるために大切な3つのポイント。
    遊び心、発想力、想像力。
  13. 賢い人には、本質を考える習慣がある。
  14. 本質を考える力は、たった一言で強化できる。
    「本当に大切なことは何だろうか」
  15. 良い面と悪い面の両方を確認する習慣をつける。
  16. 段取りと優先順位を徹底することが、賢くなるための必要条件。
  17. 目的と手段がすり替わっていないか。
  18. 賢い人は、好奇心を大切にする。
  19. 古いものに執着せず、新しいものも取り入れる。
  20. 自分を知ることも、賢くなるために必要な勉強の1つ。
  21. 食事・運動・睡眠を通して、賢くなる。
  22. 瞑想をするだけで賢くなれる。
  23. さまざまな経験を積むことで、賢くなっていける。
  24. 新しい挑戦を「新しい成長」と言い換えると、勇気が出る。
  25. 雰囲気に合わせても、流されてはいけない。
  26. 賢そうな雰囲気を出す4つのポイント。
  27. 相談をためらっているうちは、賢くなれない。
  28. なかなか正解が見つからなくても、諦めない。
    壁にぶち当たってからが、本当の始まり。
  29. 賢い人になっても、偉そうな人になってはいけない。
  30. 常に勉強。
    一生勉強。

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