執筆者:水口貴博

緊張対策に役立つ30の基本知識

13

緊張に強くなるための3つの精神。「前向きの精神」「割り切りの精神」「開き直りの精神」。

緊張に強くなるための3つの精神。「前向きの精神」「割り切りの精神」「開き直りの精神」。 | 緊張対策に役立つ30の基本知識

緊張に強くなるためには、3つの精神が大切です。

「前向きの精神」「割り切りの精神」「開き直りの精神」です。

どの精神も、緊張を防いだりほぐしたりするのに効果的です。

1つだけでも有効ですが、3つすべてを心がけたほうが、緊張対策が最大限に発揮できます。

前向きの精神

まず緊張に対して前向きな考えを持ちましょう。

「緊張を楽しもう」

「緊張のおかげで成長できる」

「緊張も気持ちいい快感の1つ」

緊張を肯定する考え方を持てば、ストレスの抵抗力が上がり、緊張に強くなります。

緊張には、仕事の気合や集中力を高め、仕事のパフォーマンスを上げる効果があるのも事実です。

「緊張は、苦しむのではなく、利用してやろう」と考えるくらいの意気込みが大切です。

たとえ思い込みであってもいいので、前向きの精神で緊張に立ち向かうようにしましょう。

割り切りの精神

緊張対策には、割り切ることも大切です。

個人的な心情を交えず、基本原則に基づき、物事を単純明快に解釈します。

「これは仕事だ」

「まず結果を出すことに集中しよう」

「全員から高評価をもらうのは不可能」

「人間だから緊張して当たり前」

「緊張しても死ぬわけではない」

割り切って考えることで、心や精神をコントロールしやすくなります。

冷静な気持ちが戻り、発表に集中しやすくなります。

開き直りの精神

最後に大切なのは、開き直りの精神です。

練習をするだけして、それでも不安や心配が残るなら、最後は開き直ってしまいましょう。

「何とかなるさ」

「なるようになるさ」

「運命に任せよう」

自分にできることをすべてできたなら、時には開き直ることも必要です。

開き直ると、心と体がびしっと引き締まります。

恐怖や不安が吹き飛び、やる気や勇気が出てきます。

結果を恐れず開き直ると、ストレスが小さくなり、気持ちが楽になるのです。

緊張対策に役立つ基本知識(13)
  • 「前向きの精神」「割り切りの精神」「開き直りの精神」を大切にする。
緊張対策になる食べ物。

緊張対策に役立つ30の基本知識

緊張対策に役立つ30の基本知識
  1. 私たちは、緊張の意味や価値を学び忘れている。
    私たちは、緊張の意味や価値を学び忘れている。
  2. 緊張は、私たちの生活と切っても切れない関係。<br>むやみに緊張を避けようとすると、生活の質の低下を招く。
    緊張は、私たちの生活と切っても切れない関係。
    むやみに緊張を避けようとすると、生活の質の低下を招く。
  3. なぜ人は、緊張するのか。
    なぜ人は、緊張するのか。
  4. 緊張の判断は、自分の気持ちより体の反応のほうが正確。
    緊張の判断は、自分の気持ちより体の反応のほうが正確。
  5. 緊張を2種類に分けて考える。<br>「適度な緊張」と「過度の緊張」。
    緊張を2種類に分けて考える。
    「適度な緊張」と「過度の緊張」。
  6. 緊張する場面の、7つの代表例。
    緊張する場面の、7つの代表例。
  7. 緊張がもたらす4つの効果。
    緊張がもたらす4つの効果。
  8. なぜ極度に緊張すると、涙が出るのか。
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  9. なぜ緊張すると、手足が冷えるのか。
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  10. なぜ緊張したとき、あくびが出るのか。
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  11. 緊張すると、げっぷが出やすくなる原因とは。
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  12. 緊張は、遺伝が関係しているのか。
    緊張は、遺伝が関係しているのか。
  13. 緊張に強くなるための3つの精神。<br>「前向きの精神」「割り切りの精神」「開き直りの精神」。
    緊張に強くなるための3つの精神。
    「前向きの精神」「割り切りの精神」「開き直りの精神」。
  14. 緊張対策になる食べ物。
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  15. 緊張する原因を把握しないと、正しい対策も立てられない。
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  16. 十分な睡眠を取っておかないと、緊張しやすくなる。
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  17. 仕事を後回しにする癖は、過度の緊張を招く原因。
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  18. 気合と緊張の違いは紙一重。<br>違いを分ける要素とは。
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  19. 緊張が過度になる原因は、エゴイズム。
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  20. 適度の範囲は、状況に応じて変化する。<br>変化をもたらす3つの要因とは。
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  21. 原稿の棒読みは、緊張した態度より、印象が悪い。
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  22. 緊張で口が渇いたとき、唾液の分泌を促す3つの対処法。
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  23. 緊張と緊張感を、きちんと区別する。
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  24. リハーサルの意味は、慣れるだけではない。<br>自分の弱点をあぶり出す意味もある。
    リハーサルの意味は、慣れるだけではない。
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  25. お酒で緊張をほぐすのは誤った対処法。
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  26. 緊張による不眠を、お酒や睡眠薬で解消させるのは要注意。
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  27. 聴衆が明るい表情に見えてきたら、あなたが緊張に慣れてきた証拠。
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  28. すべての緊張を「性格上の問題」と片付けない。<br>緊張の中には病気が関係しているものもある。
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  29. 緊張から解放された後こそ要注意。
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  30. 「緊張したくない」と思っているうちは、まだメンタルが弱い。<br>「緊張してもいい」と思うようになれば、本当に強くなった証拠。
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