遠距離恋愛で再会するときは、どちらかが会いに行くことになります。
自分が恋人のところまで行くか、恋人が自分のところまで来るかです。
相手が忙しい場合、あなたが会いに行くことになるかもしれません。
逆にあなたが忙しい場合、相手に来てもらうことになるかもしれません。
どちらでもいいのですが、注意したいのは、偏りです。
会いに行く立場が偏って固定されるのは、避けるのが賢明です。
会いに行くには、お金も手間暇もかかります。
相手までの距離が遠ければ遠いほど、お金も手間暇も比例して大きくなるでしょう。
すると、経済的にも心理的にも、アンバランスになる。
「自分だけが苦労するのはおかしい」という不満もじわじわ大きくなる。
会いに行く立場が偏ると、最初はよくても、後で揉める原因になる可能性があるのです。
遠距離恋愛では、交代で会いに行くようにするのが理想です。
交代で会いに行けば、経済的にも心理的にもバランスが取れ、公平になります。
もちろん仕事の都合で、交代で会いに行けないときもあるでしょう。
多少の差は許容範囲ですが、できるだけ公平を心がけることが大切です。
優しいあなたは「相手に来させるのは申し訳ない」と思うかもしれませんが、我慢も必要です。
時には相手にも苦労してもらったほうが、お互いの公平が保たれ、愛も深められます。
「わざわざ会いに行く」という苦労を、お互いが同じくらい経験することが大切です。
自分が会いに行く苦労を経験すると、相手が来てもらうときの苦労も理解できるようになります。
お互いが「会いに来てくれてありがとう」と、心から感謝できるようになるのです。