「くだらない」
この口癖に心当たりがある人は、要注意です。
もしかすると「くだらない」と言った瞬間、人間関係にひびを入れているかもしれません。
「くだらない」とは「価値がない」「無益」「ばかばかしい」という意味です。
しかし、価値がないかどうかは人それぞれです。
自分にとって価値がなくても、ほかの人には価値があるかもしれません。
「漫画はくだらない」と思っても、自分だけがそうであって「漫画は素晴らしい」という人はいます。
「古物はくだらない」と思っても、自分だけがそうであって「古物は素晴らしい」という人はいます。
自分に見識や教養がないから価値を理解できないだけです。
「くだらない」という口癖の人は、周りの人からばかにされます。
自分の未熟さをさらけ出してしまうからです。
「それが理解できないほど自分はおろかです。理解しようとする努力すらありません」と公言しているようなものです。
「くだらない」と言えば言うほど「くだらない人間」と思われるのです。
何かを軽蔑するつもりで言った一言は、自分が軽蔑される一言になるため、人間関係にひびが入ります。
だから「くだらない」とは言わないほうがいい。
自分が損をします。
「自分はまだ勉強不足」「自分とは好みが異なる世界」などと謙遜しておくほうが、無難です。