執筆者:水口貴博

人間関係で気をつける30の言葉遣い

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「手伝いましょうか」という一言は難しい。

「手伝いましょうか」という一言は難しい。 | 人間関係で気をつける30の言葉遣い

友人の家でパーティーを楽しんだ後、ホストが片付けを始めました。

こんなとき、どう声をかけますか。

「手伝いましょうか」と声をかけたいところですが、不十分です。

「手伝いましょうか」と聞かれれば、ホストは「自分が片付けるから大丈夫。気にしないで」と言うでしょう。

聞く前から、返事の内容がおおむね予想できるはずです。

しかも、言葉は、イントネーションによって意味が変わる特徴があります。

言い方によっては「私は片付けなくていいですよね」というニュアンスとして誤解されることもあります。

「手伝いましょうか」という一言は、シンプルですが、難しい。

だからとはいえ、放置したまま帰るのも、気になります。

では、どうするか。

聞く暇があるなら、さっと手伝い始めるのです。

「私はこれを手伝います」です。

明らかに片付けが必要であろう空き缶、お皿、空箱など、目の前の物から自発的に片付けていきましょう。

自発的に片付けを始めることで「気が利くな。助かる」と喜ばれます。

片付けるべきか、判断に迷う物だけ、ホストに聞けば十分です。

後片付けが、素早く完了するのです。

人間関係で気をつける言葉遣い(17)
  • 「手伝いましょうか」と聞く暇があるなら、手伝い始める。
迷惑な行為であっても「迷惑」とは言わないほうがいい。

人間関係で気をつける30の言葉遣い

  1. どんなに外見がよくても、言葉遣いが悪ければ、台無し。
  2. 無意識に同意の強要をしていませんか。
  3. 「面白くない」と言わない。
    「わからない」と言えばいい。
  4. 「嫌い」が口癖の人は、嫌われる。
  5. 「くだらない」と言わないほうがいい。
    くだらない人間と思われるから。
  6. 大きな主語は、トラブルを招きやすい。
  7. 正論が、人を落ち込ませることもある。
  8. 「疲れたよ」と言われたとき、どう返事をするか。
  9. 選択に迷う友人の背中を押す一言。
  10. 「くだらない質問なのですが」という聞き方をやめる。
  11. 「うまくいくといいですね」という一言は、難しい。
  12. 「前のほうがよかった」は禁句。
  13. 挨拶をしても返事がないとき、どうするか。
  14. 誰にでも、触れてほしくないことが、1つはあるもの。
  15. 遅刻してきた人に「来るのが遅い!」と怒るのではない。
    「大丈夫でしたか」と優しく接する。
  16. 「特徴の比較の後は批判」という流れに注意。
  17. 「手伝いましょうか」という一言は難しい。
  18. 迷惑な行為であっても「迷惑」とは言わないほうがいい。
  19. 「前にも言ったよね」は禁句。
  20. ざっくりした答え方は「それ以上聞かないで」と誤解され、会話が続きにくくなる。
  21. 目上の人を褒めてはいけない。
  22. 「ニックネームで呼んでいい」と言われたら、すぐ呼び始めるのがマナー。
  23. 相手が謝ってきたとき、どう返事をするか。
  24. 「人生はそんなに甘くない」と言う人は、陰で笑われる。
  25. 「それくらい知っている」と言う人には、いずれ情報が回ってこなくなる。
  26. 「興味がない」を「教えてほしい」に言い換える。
  27. 怒りを愛の表現に変える、3つの工夫。
  28. 冗談でも言ってはいけない言葉は、冗談でも言ってはいけない。
  29. ひどいことを言ってしまいそうなら、黙っておくほうがいい。
  30. 「あなたが嫌いです」と言われたとき、どう言い返すか。

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