友人の家でパーティーを楽しんだ後、ホストが片付けを始めました。
こんなとき、どう声をかけますか。
「手伝いましょうか」と声をかけたいところですが、不十分です。
「手伝いましょうか」と聞かれれば、ホストは「自分が片付けるから大丈夫。気にしないで」と言うでしょう。
聞く前から、返事の内容がおおむね予想できるはずです。
しかも、言葉は、イントネーションによって意味が変わる特徴があります。
言い方によっては「私は片付けなくていいですよね」というニュアンスとして誤解されることもあります。
「手伝いましょうか」という一言は、シンプルですが、難しい。
だからとはいえ、放置したまま帰るのも、気になります。
では、どうするか。
聞く暇があるなら、さっと手伝い始めるのです。
「私はこれを手伝います」です。
明らかに片付けが必要であろう空き缶、お皿、空箱など、目の前の物から自発的に片付けていきましょう。
自発的に片付けを始めることで「気が利くな。助かる」と喜ばれます。
片付けるべきか、判断に迷う物だけ、ホストに聞けば十分です。
後片付けが、素早く完了するのです。