「初めまして」
「お久しぶりです」
「おはようございます」
会話の中で、ふと相手が自慢話を始めることがあります。
仕事でうまくいった話、一戸建てを建てることになった話、海外旅行に行くことになった話などです。
きっと相手は、あまりに嬉しくて、話をしているのでしょう。
「くだらない話だな」
そう思ったときが、要注意です。
なんの役にも立たない話や、大きな価値のない話などです。
「役立つ会話ほど価値が高い」と感じる傾向があります。
一方で「役立たない会話は、無駄」と思う傾向もあります。
無益な会話には「くだらない」と思い、むすっとしてしまうのです。
コーヒーショップに行って、友人と話をしていると、小腹がすくことがあります。
コーヒーショップでは一般的に、コーヒーだけでなく、軽食が準備されているところが多いです。
マフィン、スコーン、ホットケーキなどです。
新しい挑戦を始めるとき、家族や友人に相談することがあります。
こういうとき、返事の内容はおおむね決まっています。
「やめたほうがいい」です。
「人との会話がうまくできない」
そういう悩みを持つ人は、自分本位で話をしているのではないでしょうか。
相手の話を聞いていても「自分には関係ない」と思ってしまうと、話が続きません。
「私の事情をわかってくれない」
「私の気持ちをわかってくれない」
会話をするとき、自分の状況や気持ちがきちんと相手に伝わらず、もどかしい思いをすることがあります。
「ありがとうございます」
相手に感謝するとき、どこを見ながら言っていますか。
少しうつむきながら言っていませんか。
友人に話しかけるのに、用事が必要だと思っていませんか。
もちろん用事があれば、スムーズに話しかけやすくなるでしょう。
何かを教えてもらうために話しかければ、相手も返事がしやすいですから、自然に会話が始まります。
突然見知らぬ人から、元気な声で電話がかかってくることがあります。
営業の電話です。
営業の電話に強いほうですか。
あらゆる会話の中で、最も重要なキーワードは、何でしょうか。
相手の名前です。
会話とは、相手がいるからこそ、成立します。
会話中、すでにわかっていることを言われることがあるでしょう。
そこで「わかっている」と返事をする人がいます。
「わかっていますよ」
あなたは運がいいほうですか。
悪いほうですか。
これまでの人生を振り返ります。
「しまった。お礼を言い忘れた」
日常では、ふと、お礼を言い忘れている場面があります。
考え事をしていると、目の前のことがおろそかになるため、当たり前の言葉を言い忘れることがあります。
久しぶりに友人と会うと、髪型が急に変わっていることがあります。
ロングヘアがショートヘアになっていたり、黒髪が茶髪になっていたりなどです。
ストレートヘアがウエーブヘアになっていたり、ウエーブヘアがストレートヘアになっていたりなどです。
会話をしていると、相手から自分の弱点を突かれることがあります。
暗い過去の話、大きな失敗の話などです。
誰でも、聞かれたくない話題はありますし、負の過去があるものです。
言葉は素晴らしい。
たった一言で、相手を幸せにする力があるからです。
「ありがとうございます」と言われるだけで、ぱっと気分が明るくなります。
会話中「言いすぎた」と思うことがあります。
相手に教えるつもりが、押し付けがましくなってしまった。
相手にアドバイスをするつもりが、説教のようになってしまった。
話をしている途中で、先の話が予想できることがあります。
シンプルな話なら、話の途中で流れが読め、オチが予想できるでしょう。
単純な体験談なら「言いたいことが見えてきたぞ」と思います。
最近「縁を感じますね」と言ったのは、いつですか。
「縁を感じるほどの出会いはない」
「新しい出会いすらない」
人と話をしているとき、ふと、いい話を聞くことがあります。
仕事のコツや、人生の処世術などです。
「いい話を聞いたぞ。忘れないようにメモしよう」と思いますね。
会話が苦手な人は、ある傾向があります。
「楽しい話をしなければいけない」と考えていることです。
「人と話をするからには、相手を楽しませることが必要」と思っています。
悲しいときには、友人と話をするのがいちばんです。
話をしているうちに、悲しみが紛れて、元気が出てくるでしょう。
落ち込んでいるときも、友人と話をするのがいちばんです。
職場で人に話しかけるときの言葉が大切です。
話しかけるとき、どんな言葉を使いますか。
日常会話では状況によってさまざまなフレーズがありますが、ビジネスでは決まり文句があります。
「今日は何の日」と聞かれたら、こう答えてください。
「今日は、これからの人生の最初の日」と。
クイズを出した友人は、意外な返事に驚きつつ「なるほど」という表情をするでしょう。
楽しい人生を歩みたければ、受ける側より、与える側になることです。
受ける側のほうが楽に思えますが、そうではありません。
受け身は、何をどれだけ受けられるかが、相手しだいです。
話とはいえ、明るい話題ばかりとは限りません。
中には、デリケートな話題が出ることがあります。
「親が重い病にかかった」「友人が亡くなった」などです。
価値観の違う人がいないと、見識は広くなりません。
赤色の水が入ったコップに、赤色の水を入れても、色の変化はありません。
同じ色であるかぎり、色の変化を与えることはできません。
「嫌いな人」と思うから嫌いになります。
「嫌い、嫌い」と思うと、嫌いな感情がエスカレートします。
自分にとって害のある人物であるように思えるため、嫌いな感情がより強くなります。
「初めまして」
「お久しぶりです」
「おはようございます」
人と会ったときに、最初にかける言葉があります。
第一声です。
このときの自分の言葉を振り返ってみましょう。
言葉の内容ではなく、声のトーンです。
張りのある、元気な声になっているでしょうか。
大きな声で言っているでしょうか。
会話の中でも、第一声は特別です。
会話全体の雰囲気を決める力があります。
「おはようございます」の第一声が弱々しいと、相手は「どうしたのだろう」と心配するでしょう。
暗い声は、気分が悪い状態を連想させます。
相手を気遣って、明るい話題を出しづらくなるかもしれません。
だからこそ、第一声は、会話の中で最も大切です。
「第一声は、常に元気よく」を心がけましょう。
いわば、スタートダッシュです。
声のトーンを上げて、少し大きめの声で言います。
相手に元気な雰囲気が伝わり、そのまま明るい話題へとスムーズに進みます。
会話の中で、ふと相手が自慢話を始めることがあります。
仕事でうまくいった話、一戸建てを建てることになった話、海外旅行に行くことになった話などです。
きっと相手は、あまりに嬉しくて、話をしているのでしょう。
自慢話は大げさに言いふらすものではないとわかっていても、嬉しいと、つい言ってしまうものです。
相手の自慢話をしているとき、むかむかしていませんか。
しかめた顔をしたり、眉間にしわをよせたりなどです。
あからさまに不快な態度を出すのは、自慢話をする以上に失礼です。
わずかな自慢話で不快になるのでは、器が小さいです。
むっとした表情では、話のトーンが下がります。
自慢話とはいえ、話題の1つです。
自慢話が始まれば「いいな。うらやましいな」と言ってあげましょう。
むかむかしない。
いらいらしない。
普通の話題の一つとして、楽しみながら聞きましょう。
仕事でうまくいった話があれば、仕事術を尋ねてみましょう。
一戸建てを建てることになれば「どこの不動産なのか」と尋ねます。
海外旅行に行くことになれば「どこに行くの」と聞いてあげましょう。
話の流れを妨げずに済みます。
また、自慢話の中にも、自分の人生の参考になる点もあるはずです。
一生懸命に自慢話を聞いてくれる様子は、相手にも伝わります。
いずれ、あなたの自慢話を喜んで聞いてくれる日が来るでしょう。
「くだらない話だな」
そう思ったときが、要注意です。
なんの役にも立たない話や、大きな価値のない話などです。
一見すると、内容の薄い話をしている相手が問題と思ってしまいがちです。
しかし、違うのです。
「くだらない」と思っても、世の中には、興味を持って聞く人がいます。
気づいてください。
くだらないと思ってしまう、自分の偏った価値観に。
ささいな日常会話を「くだらない」と言ってしまう人は「ためになる話や得をする話だけが重要」と思っています。
「有益な情報こそ会話。情報のない会話はくだらない」と思っています。
自分の利益につながることしか考えていない状態です。
利益に関する会話もいいですが、それだけしか求めようとしないのは、問題です。
有益か無益かで、会話の質を判断しないことです。
利益重視の会話では、気軽に声をかけてもらいにくくなります。
「くだらない」と思っていると、どんどん友人が減ってしまいます。
有益な情報を持っていないと、相手に声をかけられなくなるからです。
有益な情報を持たなくなれば、縁も切れるでしょう。
得をする話だけ反応する自分になっていませんか。
自分の偏った考え方に気づけば、これから直していきましょう。
得するかどうかだけが、会話ではありません。
会話ができれば、それでいいのです。
「役立つ会話ほど価値が高い」と感じる傾向があります。
一方で「役立たない会話は、無駄」と思う傾向もあります。
無益な会話には「くだらない」と思い、むすっとしてしまうのです。
有益か無益で、会話の質を決めるのではありません。
ただ普通に会話ができるだけで十分です。
なんの役にも立たない話にも、ほほえむようにしましょう。
楽しく人と会話できた事実に、ほほえむのです。
人と話をするのは素晴らしいことです。
言葉を通して意思疎通ができるのは、地球上で人間だけです。
人間だけが、言葉を自由に操り、お互いの意思を疎通できます。
言葉があるおかげで、次の世代に伝えることができるため、発展させることができます。
話したり聞いたりできる事実は、人間ならではの技能なのです。
有益な話かどうかという判断は、不要です。
役立つ話かどうかという判断も、不要です。
ただ人と会話ができる幸せに、ほほえみます。
すると、必ず友人が増えます。
どんな話でも、笑顔で聞いてくれるため、話しかけやすくなるのです。
役立たない話にほほえむ人の周りに、人が集まります。
コーヒーショップに行って、友人と話をしていると、小腹がすくことがあります。
コーヒーショップでは一般的に、コーヒーだけでなく、軽食が準備されているところが多いです。
マフィン、スコーン、ホットケーキなどです。
ケーキまで準備されているコーヒーショップもあるようです。
さて、コーヒーと一緒に食べ物を注文するなら、ぜひおすすめがあります。
自分が食べてみたい希望を言うのもいいですが、たまにはこんな注文をしてみましょう。
「おすすめはありますか」です。
店員の意見を頼りにするのです。
その店で働いている店員は、提供している食事をひととおり味わっているはずです。
また働いているからこそ、人気のメニューもよく把握しているでしょう。
店員が「そうですね。これがおすすめですよ」という一品を、素直に購入してみます。
自分の好みと反する食べ物でも、価値観を広げる冒険として、受け入れてみましょう。
自分の偏った生活パターンから脱するきっかけになります。
「おや。意外においしい」という新しい発見もあるでしょう。
同時に、店員と仲良くなるきっかけにもなるでしょう。
「おすすめはありますか」という一言が、あなたの生活を豊かにするのです。
新しい挑戦を始めるとき、家族や友人に相談することがあります。
こういうとき、返事の内容はおおむね決まっています。
「やめたほうがいい」です。
もはや定番の返事です。
「仕事を辞めようかと考えているけど、どう思う」と尋ねれば「やめたほうがいい」と言われるでしょう。
「転職を考えているけど、どう思う」と尋ねれば「やめたほうがいい」と言われるでしょう。
「起業を考えているけど、どう思う」と尋ねれば「やめたほうがいい」と言われるでしょう。
反対されると「自分の気持ちをわかってくれない」と思いますが、そうではありません。
家族や友人は、あなたのことを心配しています。
環境が変われば、以前より悪くなるリスクが高くなります。
家族や友人としては、やはりあなたのことが心配です。
少なくとも現状を維持していれば、大きな変化だけは避けられます。
そこであなたを思う家族や友人は、反対しようとします。
嫌いだから反対しているのではありません。
やはり心配しているから、反対しているのです。
相談相手が、あなたを大切に思っているほど、強く反対されると思っていたほうがいいでしょう。
さて、そこであなたはどうするかです。
まず、反対する人がいれば「なぜ反対するのか」という理由を尋ねてみてください。
相手は、反射的に反対しているだけかもしれません。
その場合、正当な理由ではなく「とにかくダメだ」「やめたほうがいい」など、表面的な返事しか返ってこないでしょう。
一方、自分の視野が狭くなっているだけかもしれません。
中には、参考になる意見がある場合もありますから、反対意見はよく聞きます。
反対意見の理由をきちんと理解したうえで、自分がどう思うかが大切です。
最終的に大切なのは、やはり自分の考えです。
自分の人生ですから、自分で決める権利があります。
自分で決める人生だから、自分らしい人生が歩めます。
反対意見の理由を知ったうえで、それでも前に進みたい気持ちがあれば、思いきる覚悟が必要になる場合もあります。
最後に頼りになるのは、自分の正直な気持ちなのです。
「人との会話がうまくできない」
そういう悩みを持つ人は、自分本位で話をしているのではないでしょうか。
相手の話を聞いていても「自分には関係ない」と思ってしまうと、話が続きません。
「へえ。そうですか」という冷たい返事しかできなくなります。
会話がうまくなるコツがあります。
相手の立場を考えることです。
たとえば、相手が「恋で悩んでいる」と言えば、相手の立場を考えてみましょう。
完全に相手の立場になるのは難しいかもしれませんが、できるだけ努力してみます。
あなたの想像力を最大限に活用しながら、相手の立場や環境を深く考えます。
すると、相手の気持ちや考えが理解しやすくなるため、会話でも、気の利いた言葉が出やすくなります。
また、相手の立場になることで、疑似体験をしている感覚も得られます。
話をしているにもかかわらず、自分が経験しているかのような感覚になるのです。
会話が体験のように感じられるため、楽しくなります。
難しいことではありません。
今日、誰かと話をするとき、さっそく心がけてみてください。
自然と会話が弾むはずです。
「私の事情をわかってくれない」
「私の気持ちをわかってくれない」
会話をするとき、自分の状況や気持ちがきちんと相手に伝わらず、もどかしい思いをすることがあります。
「自分の言い方が悪いのかな」と、自分を責めることもあるでしょう。
「相手の理解力が不足している」と、相手を責めることもあるでしょう。
実は、いずれも問題ではありません。
会話で、自分の気持ちをすべて伝えようと思わないことです。
そもそも不可能だからです。
自分の状況は、自分しかわかりません。
自分の気持ちも、自分しかわかりません。
自分の繊細な体験を、言葉だけで他人にすべて伝えようとするのは、無理があります。
必ずどこかで、漏れや誤解が発生します。
「そもそも会話ですべてを伝えるのは不可能」という前提で考えることです。
目安は、半分です。
「半分伝わればいい」と考えることです。
すべてが伝わらなくても、いらいらすることがなくなります。
7割も伝われば、御の字です。
伝わりきらない部分があっても、お互いの想像力が補完するため、意外に会話は成り立ちます。
「ありがとうございます」
相手に感謝するとき、どこを見ながら言っていますか。
少しうつむきながら言っていませんか。
目をそらしながら言っていませんか。
恥ずかしがる人は、相手をきちんと見ない傾向があります。
うつむきながら「ありがとう」と言うと、せっかくの感謝の言葉も、感動が半減します。
「ありがとう」を言うときは、しっかり相手の目を見ましょう。
単に相手の目を見るだけでなく、目の奥を見つめるように、見ます。
しっかり相手の目を見ながら「ありがとうございます」と言えば、感謝がよく伝わります。
しっかり感謝を伝えるから、相手は感動してくれます。
目は、言葉以上にメッセージを伝えます。
さて、今日は誰に感謝しますか。
相手が喜ぶ顔を想像しながら、元気よく「ありがとうございます」と言いましょう。
友人に話しかけるのに、用事が必要だと思っていませんか。
もちろん用事があれば、スムーズに話しかけやすくなるでしょう。
何かを教えてもらうために話しかければ、相手も返事がしやすいですから、自然に会話が始まります。
しかし、用事があるときだけ話しかける姿勢は、実は危険です。
用事がなくなれば、話しかけられなくなるからです。
つまり、用事がなくなったとき、縁が切れる人間関係になってしまいます。
用事があるかどうかが、人間関係の命綱になってしまいます。
よくないことですね。
では、用事もないときには、どう話しかければいいのでしょうか。
「今日、まだ話をしていないから」でいいのです。
まだ話をしていないから話しかけるのは、立派な口実です。
「そんな口実は変だ」と思う必要はありません。
「あなたと話がしたい。あなたに好意を持っている」というメッセージを、相手に伝えることができます。
積極的に話しかける姿勢から、自然と相手に伝わり、理解してくれます。
「今日、まだ話していないですね」と言えば「そうですね」と言われるでしょう。
「今日」というキーワードが少しくどいと感じるなら「今週」「今月」などに言い換えるといいでしょう。
後は自然に会話が続きます。
突然見知らぬ人から、元気な声で電話がかかってくることがあります。
営業の電話です。
営業の電話に強いほうですか。
うまい話術を巧みに駆使して、物を買わせようとする営業は、なかなかやっかいです。
営業に引っかかってしまうのは、相手の話術がうまいからだと思いますが、本当は違います。
営業の電話に引っかかる本当の原因は、見栄です。
「もちろん、ご存じですよね」と言われたとき「ええ、一応聞いたことはあります」と答えてしまいます。
恥ずかしくて「知りません」と言えないのです。
「さすがですね。でしたら、これもご存じですよね」という流れになります。
一度見栄を出すと、あとから撤回しにくくなります。
一度イエスと答えた後はノーと言えなくなり、気づけば、高額の商品を購入することになっています。
営業にとって、見栄の強い人は絶好のターゲットです。
断る力を身につけたければ、見栄を捨てることです。
知らないことは「知らない」と答える。
わからないことは「わからない」と答える。
「相手からばかにされてもいい」と思うことで、営業をうまく撃退できます。
あらゆる会話の中で、最も重要なキーワードは、何でしょうか。
相手の名前です。
会話とは、相手がいるからこそ、成立します。
相手の名前を呼ぶことで「あなたを尊重しています」というメッセージを伝えられるため、会話が弾みやすくなります。
友人と会話をするときは、さりげなく友人の名前を会話に含めるようにしましょう。
「そうですね」より「そうですね、水口さん」です。
「どう思いますか」より「水口さんなら、どう思いますか」です。
「面白い話ですね」より「水口さん、面白い話ですね」です。
一言の前後に、さりげなく含めます。
雑談で心がければ、話が盛り上がるでしょう。
討論で心がければ、きちんと自分の話を聞いてもらえるでしょう。
道で自分の名前を呼ばれると、反射的に振り向いてしまうのと同じです。
会話で自分の名前を呼ばれると、反射的に意識が向きます。
同時に、自然と相手に好感を抱きます。
自分の名前は、相手が最も反応するキーワードです。
名前が含まれる会話は、必ず質が高くなります。
今度、人と話をする機会があれば、ぜひ心がけてみてください。
今までより豊かな会話ができるはずです。
会話中、すでにわかっていることを言われることがあるでしょう。
そこで「わかっている」と返事をする人がいます。
「わかっていますよ」
「それくらいわかっている」
「はいはい、わかってます」
すでにわかっていることであれば「わかっている」と答えるのは当たり前のように思えます。
十分わかっていることであれば、なおさら「わかっています」と言いたくなるものですね。
あなたも口にすることがあるかもしれません。
素直な返事に聞こえるかもしれませんが、実は注意したい一言です。
「わかっている」と言われた相手の立場はどう感じるでしょうか。
少なくとも良い印象は受けないでしょう。
「わかっている」という一言は、言い返しているのと同じです。
「でも」「しかし」という言葉は登場していませんが、同じような拒否のニュアンスがあります。
「わかっている」と言われたら、相手は話を続けにくくなります。
「話を続けにくい」「この人には何を言っても無駄だ」となり、だんだんアドバイスをされなくなる。
正直に答えたつもりが、かえって相手を落ち込ませたり不快にさせたりすることがあります。
目上の人に「わかっています」と言おうものなら大変です。
眉をひそめむっとされるのは確実です。
口答えをした印象を与えてしまい、場合によっては干されてしまう可能性があります。
正直な一言だからといって、軽々しく口にするのは要注意。
「わかっている」と返事ばかりしていると、いずれ誰にも相手をされなくなり、孤立無援に陥りかねないのです。
大切なことは「素直な姿勢」です。
初めて聞く話であれば「なるほど、ありがとうございます」という返事をしますが、そうでなくても前向きな返事をしましょう。
すでに知っている話でも「なるほど、ありがとうございます」という素直な返事がベストです。
知っていても、初めて聞くような態度を見せるのが良い。
素直に受け止め、感謝の言葉を返すのが好印象です。
わかっている話を聞いたところで仕方ないと思っているなら誤解です。
わかっている話を聞いても、無駄にはなりません。
「再確認」「再認識」として役立ち、意識を高める機会になるからです。
繰り返し聞くことで「やはり大切なことなのだな」とわかって、重要性の実感が強くなります。
わかっていることを繰り返して言われたときは、再確認・再認識として受け止めれば、にこにこしながら聞けるのです。
こうした態度を心がけることで、相手は「話をして良かった」と喜ばれます。
気持ちよく会話が続くのです。
あなたは運がいいほうですか。
悪いほうですか。
これまでの人生を振り返ります。
運がいい出来事より悪い出来事のほうが多ければ、自分のことを「運の悪い人間だ」と考える人もいるでしょう。
特に恵まれない環境で育った人は「自分は運が悪い」と考える場合が多いのではないでしょうか。
しかし、運が悪いと思っても「運が悪い」と思わないほうがいい。
「運が悪い」と思うと、余計に運が悪くなるからです。
「自分は運が悪い」と思った瞬間、あなたに暗くてネガティブな雰囲気が漂い始めます。
悪運は、暗い人が大好きです。
暗くてネガティブな雰囲気が出ると、余計に暗くてネガティブな状況を呼び寄せるため、悪運がもっと強くなるのです。
逆を考えるのです。
「自分は運がいい」と思うことです。
過去や現実なんて、どうでもいいのです。
そもそも過去はもう終わったことですから、今は関係ありません。
嘘でもいいから「自分は運がいい」と思うこと。
そうすれば、あなたには、明るくてポジティブな雰囲気が漂います。
幸運は、明るい人が大好きです。
明るくポジティブな雰囲気を出すあなたのところに、幸運は近づいてくるのです。
あなたの運気を上げる第一歩です。
運がいいと思えば思うほど、本当に運が良くなります。
「しまった。お礼を言い忘れた」
日常では、ふと、お礼を言い忘れている場面があります。
考え事をしていると、目の前のことがおろそかになるため、当たり前の言葉を言い忘れることがあります。
そのとき「まあ、いいか」と思うのではないでしょうか。
別に迷惑をかけたわけではありませんから、軽く考えて、ほうっておきがちです。
その瞬間が大切です。
ぜひ、その人を追いかけていって、お礼を言ってほしいのです。
お礼を言えなかったことに、違和感を抱く体質になることです。
「追いかけると不自然ではないか」と思う必要はありません。
「どうしても伝えたい」という熱意が伝わるため、いつも以上に感謝の感動がよく伝わります。
ドラマのようなワンシーンになるでしょう。
感動的な人生にできるかどうかは、ささいな習慣が実行できるかどうかです。
もしそれができるなら、あなたは素晴らしい人間になれます。
久しぶりに友人と会うと、髪型が急に変わっていることがあります。
ロングヘアがショートヘアになっていたり、黒髪が茶髪になっていたりなどです。
ストレートヘアがウエーブヘアになっていたり、ウエーブヘアがストレートヘアになっていたりなどです。
髪は、顔の額縁です。
急に髪型が変わると一目でわかり、やはり注目してしまいます。
その瞬間、あなたがどう声をかけるかです。
おそらく多くの人が「どうしたの?」「何かあったの?」という声をかけるのではないでしょうか。
もちろんそういう聴き方でもいいですが、どことなく暗いニュアンスがありませんか。
プライベートでトラブルがあったかのような聴き方です。
友人も、髪型を変えた理由を答えにくいでしょう。
もっと前向きな聴き方に変えましょう。
「何かいいことあったの?」です。
「何かいいことがあったのだろう」という前向きな想像が前提になっています。
明るい雰囲気で尋ねられると、友人も、明るい気持ちで返事ができるでしょう。
笑顔で、髪型を変えた理由を答えられます。
もちろん「似合っている」「雰囲気が明るくなった」という褒め言葉も、忘れずに。
会話をしていると、相手から自分の弱点を突かれることがあります。
暗い過去の話、大きな失敗の話などです。
誰でも、聞かれたくない話題はありますし、負の過去があるものです。
弱点を突かれたとき、どんな態度をするかです。
弱点を突かれると、普通は焦ったり不愉快になったりします。
しかし、弱点を突かれたくらいで態度を急変させるようでは、子どもです。
深刻な表情をすると、相手も「しまった」と思い、会話の雰囲気が一瞬で凍りつきます。
一度険悪な雰囲気になると、元に戻るまでに時間もかかります。
弱点を突かれて、落ち込むのではありません。
怒るのでもありません。
否定するのでもありません。
にっこりするのです。
「痛いところを突かれたな」「ひどいな」「やめてくださいよ」と、にこにこしながら言います。
たとえ不愉快だったとしても、不愉快の表情は出しません。
「自分は気にしていない」と言わんばかりに、さりげなく受け流しましょう。
会話の流れを止めないことが大切です。
弱点を突かれたら、にっこりするのがマナーです。
弱点が弱点ではなくなります。
言葉は素晴らしい。
たった一言で、相手を幸せにする力があるからです。
「ありがとうございます」と言われるだけで、ぱっと気分が明るくなります。
言葉に重さはありませんが、人の心を軽くさせる力があります。
言葉は、怖いです。
たった一言で、相手を傷つける力があるからです。
「あなたのことが嫌いです」と言われると、悲しくなり、落ち込みます。
言葉に触ることはできませんが、一生消えない傷を負わせることもできます。
言葉とは、包丁のようなものです。
喜ばせることもできるが、傷つけることもできる。
大切なのは、使い方です。
自分が発する言葉には、慎重になりましょう。
暗い言葉より明るい言葉をたくさん発しましょう。
正しい使い方をした包丁のように、人を喜ばせたり感動させたりできます。
今日、自分が発した言葉を振り返ってみてください。
喜ばせる言葉と傷つける言葉。
どちらをよく使っていましたか。
喜ばせる言葉のほうがよく使っているなら、大丈夫です。
その調子で、もっとよく使いましょう。
傷つける言葉をよく使っていたなら、今から改善しましょう。
意識をすれば、改善できます。
自分も傷つけられずに生きることができます。
言葉とは、人生を形作る道具です。
包丁のように正しい使い方をすれば、素晴らしい結果が生まれるのです。
会話中「言いすぎた」と思うことがあります。
相手に教えるつもりが、押し付けがましくなってしまった。
相手にアドバイスをするつもりが、説教のようになってしまった。
相手のためと思っていると、つい気持ちが熱くなり、勢いに乗って言いすぎてしまうことがあります。
不注意で言いすぎてしまった自分に情けなくなりますが、そうではありません。
気づけただけ、まだいいのです。
気づくことがなければ、自分の過ちが改善されることはありません。
次もまた、同じ過ちを繰り返すことでしょう。
気づけたあなたは、繊細な心の持ち主です。
「言いすぎた」と気づけば、すぐ相手に謝りましょう。
「言いすぎた。ごめんね」と言えば、きっと許してもらえるはずです。
できるだけ早く謝ったほうが、許してもらいやすくなります。
そのうえで、今後は自分の言葉に注意します。
誰でも言いすぎることはありますから、深く落ち込みすぎないことです。
きちんと謝り、反省できることが大切です。
この繰り返しによって、だんだんと言葉遣いがうまくなります。
話をしている途中で、先の話が予想できることがあります。
シンプルな話なら、話の途中で流れが読め、オチが予想できるでしょう。
単純な体験談なら「言いたいことが見えてきたぞ」と思います。
そんなとき「言いたいことはこういうことだね」と話を遮っていませんか。
途中で「わかった」と主張すれば「話が早い」と思われそうです。
話の展開も早くなるかもしれません。
ところが、意外にこれは、感じが悪いのです。
話を途中で遮られたという不満が残ると、相手は消化不良になります。
「話を邪魔された」「話を遮られた」という印象が強くなるからです。
話のオチで笑わせようとしていましたが、中途半端になるでしょう。
話の最後で「なるほど」と思わせたかったにもかかわらず、逆に驚かされてしまいました。
なんとも言えない後味の悪さが続くのです。
話の先が予想できても、話を最後まできちんと聞くことが大切です。
話を最後まで聞くから、テンポが良くなります。
一つひとつの話を丁寧に聞き、一つひとつ返事をしていくことです。
会話では、話を遮らない辛抱強さが必要です。
最近「縁を感じますね」と言ったのは、いつですか。
「縁を感じるほどの出会いはない」
「新しい出会いすらない」
そう思っているかもしれませんが、ちょっと待ってください。
縁とは、それほど難しく考えることではありません。
正確に言えば「出会った人のすべてに縁がある」と言えます。
何十億もの人がいる地球上で、あなたが人と出会うのは、天文学的に低い確率です。
時代が違えば、出会えなかったでしょう。
場所が違えば、出会うこともなかったでしょう。
言葉が違えば、会話を交わすこともなかったでしょう。
きっかけがなければ、知り合うこともなかったでしょう。
今のあなたの人間関係はすべて、たくさんの偶然が数多く重なって出会えた人物です。
すべての人間関係は、出会えただけで奇跡です。
今あなたが接している人は、すごい縁です。
だから、今のあなたの人間関係にはすべて「縁を感じますね」と言えます。
「縁を感じます」というフレーズは、嬉しい言葉です。
相手から自分を大切にされているように感じますね。
「出会えて良かった。もっと早く出会いたかった。これからもよろしくお願いします」というメッセージが感じられます。
あなたも、このフレーズを積極的に使いましょう。
家族、友人、恋人、恩師など、接する人にどんどん使いましょう。
使って損はありません。
私も、この文章を通してあなたと出会えたことに、縁を感じます。
人と話をしているとき、ふと、いい話を聞くことがあります。
仕事のコツや、人生の処世術などです。
「いい話を聞いたぞ。忘れないようにメモしよう」と思いますね。
その心がけは大切ですが、ちょっと待ってください。
大切な話を聞いたときだけメモ用紙を取り出す姿勢は、素晴らしいですが、理想ではありません。
話を聞く前からメモ用紙を取り出していれば、いい話がもっとたくさん聞けたかもしれないからです。
いい話ではなくても、メモとペンを持ちながら、話を聞いてほしいのです。
あなたが話をするとき、相手がメモしているとします。
相手は、あなたの話を一生懸命聞いて、理解しようとしている様子が伝わりますね。
人間心理として「メモを取ってくれるからには、いい話をしよう」と思うのではないでしょうか。
「惜しみなく伝えたい」という気持ちが強くなるでしょう。
価値ある話をしようという意識も強くなるはずです。
すると、価値ある話をする可能性が高くなります。
いい話だから、メモをするのではありません。
メモをするから、いい話が聞けるのです。
メモを取る習慣の人は、普段からいい話がたくさん聞けるでしょう。
普段からメモを取る習慣があるかないかで、人生に大きな違いが生まれます。
会話が苦手な人は、ある傾向があります。
「楽しい話をしなければいけない」と考えていることです。
「人と話をするからには、相手を楽しませることが必要」と思っています。
「楽しい話をして、感じのいい人だと思われたい。印象をよくしたい」という欲求が根底にあるのです。
「嫌われたくない。好かれたい」と思うのは、誰もが抱く願いですね。
もちろん楽しい会話ができたほうが、印象はよくなるでしょう。
しかし、必須ではありません。
「楽しい会話をしなければならない」と思うと、緊張やストレスを感じるため、かえって話しにくくなります。
会話がぎこちなくなって、舌を噛んでしまうかもしれません。
意地を張らず、もっとリラックスして考えましょう。
会話は、普通でいいのです。
会話にオチがなくても大丈夫です。
笑いがなくても大丈夫です。
普通の会話がきちんとできるだけで、十分感じがいいです。
極端に言えば「おはようございます。今日は天気がいいですね」でもいいのです。
挨拶や世間話など、平凡な会話だけで、良い印象は十分伝わります。
そういう平凡な会話を当たり前にできることが「感じがいい」と言います。
「平凡な会話で十分」と思えば、会話のプレッシャーは小さくなり、自然体で会話ができることでしょう。
その結果、より感じが良くなるのです。
悲しいときには、友人と話をするのがいちばんです。
話をしているうちに、悲しみが紛れて、元気が出てくるでしょう。
落ち込んでいるときも、友人と話をするのがいちばんです。
たわいもない話をしているうちに、ささいなことで悩んでいたことに気づくでしょう。
友人との会話によって、元気づけられたり勇気づけられたりします。
困ったときに友人と会話すれば、すべてがうまくいくように思えますが、一つだけ例外があります。
いらいらしているときです。
いらいらしているときだけは、無理に友人と会話をしないほうが賢明です。
自分らしくない発言や行動をしやすくなるからです。
「人と話をしていれば、そのうちいらいらが収まるかな」と思いますが、逆効果です。
いらいらしているときは、自分をうまくコントロールできません。
言いすぎてしまったり、冷たい態度を出しやすくなったりします。
また、相手からの言葉も、素直に受け止めにくいものです。
これは仕方ない。
自制心を失っているのですから、自分で自分をうまくコントロールできません。
いらいらした気分で接していると、相手もいらいらさせてしまうでしょう。
八つ当たりされるのは、友人もいい迷惑です。
いらいらしているとき、無理に人と接していると、何らかのトラブルが生まれ、貴重な友人を失ってしまうかもしれません。
だから、いらいらしているときだけは、あえて一人でいるほうがいい。
気持ちが落ち着くまで、しばらく待ちましょう。
荒ぶる気持ちは、時間が解決してくれます。
落ち着いてから友人に話しかけるようにするのが、正解です。
職場で人に話しかけるときの言葉が大切です。
話しかけるとき、どんな言葉を使いますか。
日常会話では状況によってさまざまなフレーズがありますが、ビジネスでは決まり文句があります。
「お忙しいところ失礼します」でいいのです。
「お忙しいところ失礼します」は、話しかけるときの決まり文句です。
この一言を言うことで、相手の時間を尊重している様子が伝わります。
「忙しそうですが、私の話を聞いていただけないでしょうか」という丁寧なメッセージがよく伝わる言葉です。
相手の時間を尊重し、敬意を払う様子が伝わります。
「お忙しいところ失礼します」と話しかけると、相手は機嫌が良くなります。
不思議なことに、忙しくても、話を聞いてもらえるようになります。
たとえ、相手に余裕がある様子でも、やはり言うべきです。
結局のところ、相手に配慮する一言です。
相手に配慮する一言は、あらゆる場面であったほうが丁寧です。
ビジネスにおける定番の言葉です。
相手の地位や年齢にかかわらず、決まり文句として、口癖にしておきましょう。
相手を尊重する習慣は、人間関係を円滑にします。
「今日は何の日」と聞かれたら、こう答えてください。
「今日は、これからの人生の最初の日」と。
クイズを出した友人は、意外な返事に驚きつつ「なるほど」という表情をするでしょう。
1年365日、いつでも使え、必ず正解できる答えです。
同時に、哲学を含んだ言葉でもあります。
私たちは、常に、スタートラインに立っています。
人生が始まるのは、生まれた瞬間からですが、これからの人生が始まるのは、今からです。
今日は、これからの人生の最初の日と考えることができます。
その実感を、常に強く持つことが大切です。
スタートラインに立っているとわかれば、初心を忘れることなく、モチベーションを保ち続けられるでしょう。
人生は、すでに出来上がっているのではありません。
人生は、今の行いによって、これから形作っていくものです。
今日の行動によって、明日が決まり、これからの人生も決まります。
そういう意味で「毎日が素晴らしい記念日」と言っても過言ではありません。
毎日、素晴らしい初日を迎えています。
今日は、これからの人生の最初の日なのです。
楽しい人生を歩みたければ、受ける側より、与える側になることです。
受ける側のほうが楽に思えますが、そうではありません。
受け身は、何をどれだけ受けられるかが、相手しだいです。
自分でコントロールしにくい状態です。
不安定で、運や偶然に頼る場面もあります。
しかし、楽しませる側は、楽しい時間をもっと増やせます。
「どうすれば相手を楽しませられるだろうか」と考える時間そのものが、楽しい時間になるからです。
楽しませる時間も楽しい。
「どうすれば相手を楽しませられるだろうか」と考える時間も楽しい。
楽しい時間を、自分の意思で積極的に増やすことができるようになります。
結果として、楽しい時間が増え、楽しい人生が送れます。
本当に人生を楽しみたければ、楽しませる側になりましょう。
受ける側より、与える側です。
人生の法則です。
話とはいえ、明るい話題ばかりとは限りません。
中には、デリケートな話題が出ることがあります。
「親が重い病にかかった」「友人が亡くなった」などです。
デリケートな話題のときに困るのが、返事です。
変な返事をしてしまうと、余計に相手を傷つけてしまいかねません。
言葉を慎重に選び、言い方に気を使わなければなりません。
もちろん返事が浮かべばいいのです。
とっさに気の利いた返事が浮かべば、元気づけるために、明るく言えばいいでしょう。
しかし、いつでも気の利いた返事が浮かぶとは限りません。
気の利いた返事が思い浮かばないときは、どうすればいいのか。
そういうときは、無理に返事をしない代わりに、相槌を打ちましょう。
「うんうん」
「そうなんだね」
「難しい話だね」
相槌も、返事の1つです。
「きちんと話を理解しているよ」という意思表示です。
デリケートな話題ほど、話す側より、聞く側に徹したほうがふさわしい場合があります。
人は、返事に癒やされるのではありません。
ただ話を聞いてもらえるだけで、癒やされるのです。
単なる相槌でも、十分な励ましになります。
相槌を打っているうちに、だんだん相手も元気になっていくでしょう。
価値観の違う人がいないと、見識は広くなりません。
赤色の水が入ったコップに、赤色の水を入れても、色の変化はありません。
同じ色であるかぎり、色の変化を与えることはできません。
自分と同じ価値観の人と触れ合ってばかりでは、大きな変化は生まれません。
しかし、緑色の水を少し入れるだけで、変化が生まれます。
変化が生まれるのは、価値観の異なる人と接したときです。
自分と異なる色が加わることで、自分を変えることができます。
見識を広めるためには、価値観が違う人の存在が必要です。
あなたが本当に必要とすべきは、価値観の違う人です。
価値観が違う人は、避けるのではなく、話を聞かせてもらいましょう。
自分と異なる価値観の人とは接しにくい面もあるかもしれませんが、話を聞くくらいなら、できるはずです。
話を聞くだけなら、損はありません。
すると「なるほど。そういう考え方もあるか」と思えるはずです。
その瞬間、見識が広くなったのです。
自分が生まれ変わったのです。
本を1冊読むより、価値観の違う人と話をするほうが、有益です。
あなたの周りに価値観の違う人がいれば、素晴らしい環境です。
優れた名著に囲まれて生きているようなものです。
恵まれていないどころか、とても恵まれているのです。
「嫌いな人」と思うから嫌いになります。
「嫌い、嫌い」と思うと、嫌いな感情がエスカレートします。
自分にとって害のある人物であるように思えるため、嫌いな感情がより強くなります。
自分にとって苦しいだけです。
誰かを嫌いになることは、自分で自分の首を絞めるようなものです。
最後には息苦しくなって、人間関係に吐き気がするでしょう。
嫌いな人が多い人生は、生きるのが苦しくなって当然です。
そこで提案があります。
あなたが嫌いな人を「苦手な人」と言い換えてみてください。
少し表現を変えるだけですが、印象が変わるはずです。
言い方を変えると言うことは、考え方や受け止め方を変えるということです。
柔らかい言い方に変えると、嫌いな感情が緩和されます。
相手に対する嫌悪感が軽くなるため、今までより接しやすくなるでしょう。
「接しにくい人」「変わった考え方を持っている人」と思うくらいでちょうどいい。
世の中にはいろいろな人がいるのですから、心を大にしましょう。
感情に変化が生まれれば、人間関係にも変化が生まれます。
「苦手な人はいるが、嫌いな人はいない」
そう言える人生は素晴らしい。
今この瞬間に実現できます。
「苦手な人」と言い換えれば、世の中から嫌いな人がゼロになるのです。