執筆者:水口貴博

人間関係で気をつける30の言葉遣い

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ひどいことを言ってしまいそうなら、黙っておくほうがいい。

ひどいことを言ってしまいそうなら、黙っておくほうがいい。 | 人間関係で気をつける30の言葉遣い

誰でも情緒が不安定になることがあります。

気分の波が激しいとき、言いすぎてしまった経験はありませんか。

親からのアドバイスに対して「黙れ」と言い返した経験。

友人からの励ましを「うるさい」と言い返した経験。

同僚からの協力に「うざい」と拒絶した経験などです。

いらいらしているときは、偉そうな返事をしがちです。

悲しんでいるときは、冷たい返事をしがちです。

感情のままに発言すると、自分で自分をコントロールできないため、後悔する発言が増えます。

ふと、自制心を取り戻してから「言うべきではなかった」と後悔するのです。

一度は経験があるのではないでしょうか。

このことから得られる教訓に気づいてください。

「ひどいことを言ってしまいそうなら、黙っておくほうがいい」ということです。

心を取り乱した状態で発言しても、失言が増えるだけです。

自分で「ひどいことを言ってしまいそう」という自覚があるなら、むやみに発言しないほうがいいでしょう。

発言をしなければ、失言することはありません。

「しばらくしてから返事をします」という断りを入れて、気持ちが落ち着いてから返事をしましょう。

人間関係で気をつける言葉遣い(29)
  • ひどいことを言ってしまいそうなときは、何も言わないでおく。
「あなたが嫌いです」と言われたとき、どう言い返すか。

人間関係で気をつける30の言葉遣い

  1. どんなに外見がよくても、言葉遣いが悪ければ、台無し。
  2. 無意識に同意の強要をしていませんか。
  3. 「面白くない」と言わない。
    「わからない」と言えばいい。
  4. 「嫌い」が口癖の人は、嫌われる。
  5. 「くだらない」と言わないほうがいい。
    くだらない人間と思われるから。
  6. 大きな主語は、トラブルを招きやすい。
  7. 正論が、人を落ち込ませることもある。
  8. 「疲れたよ」と言われたとき、どう返事をするか。
  9. 選択に迷う友人の背中を押す一言。
  10. 「くだらない質問なのですが」という聞き方をやめる。
  11. 「うまくいくといいですね」という一言は、難しい。
  12. 「前のほうがよかった」は禁句。
  13. 挨拶をしても返事がないとき、どうするか。
  14. 誰にでも、触れてほしくないことが、1つはあるもの。
  15. 遅刻してきた人に「来るのが遅い!」と怒るのではない。
    「大丈夫でしたか」と優しく接する。
  16. 「特徴の比較の後は批判」という流れに注意。
  17. 「手伝いましょうか」という一言は難しい。
  18. 迷惑な行為であっても「迷惑」とは言わないほうがいい。
  19. 「前にも言ったよね」は禁句。
  20. ざっくりした答え方は「それ以上聞かないで」と誤解され、会話が続きにくくなる。
  21. 目上の人を褒めてはいけない。
  22. 「ニックネームで呼んでいい」と言われたら、すぐ呼び始めるのがマナー。
  23. 相手が謝ってきたとき、どう返事をするか。
  24. 「人生はそんなに甘くない」と言う人は、陰で笑われる。
  25. 「それくらい知っている」と言う人には、いずれ情報が回ってこなくなる。
  26. 「興味がない」を「教えてほしい」に言い換える。
  27. 怒りを愛の表現に変える、3つの工夫。
  28. 冗談でも言ってはいけない言葉は、冗談でも言ってはいけない。
  29. ひどいことを言ってしまいそうなら、黙っておくほうがいい。
  30. 「あなたが嫌いです」と言われたとき、どう言い返すか。

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