重度の乾燥肌や敏感肌の人がいます。
洗顔料はもちろん、化粧水も乳液も受け付けないのです。
そういう人は、どう顔を洗えばいいのでしょうか。
「洗顔といえば、洗顔料を使う」という固定観念がありませんか。
洗顔料は使う必要はありません。
ぬるま湯だけOKです。
実のところ、ぬるま湯だけで、肌の汚れを落とせます。
人間の肌は時間が経つと、古い角質は新陳代謝によって、自動的に剥がれ落ちるようになっています。
そもそも昔は、洗顔料なんてありませんでした。
顔を洗うときも、水だけで洗うのが普通でした。
現代の洗顔料は、どちらかと言えば、無理やり汚れを落としている状態です。
「きれいであるほどよい」という考えが一般的になり、顔を洗うときには洗顔料を使うのが当然になっています。
もちろん洗顔料でしっかり汚れを落としても、化粧水で保湿して、乳液でカバーするので問題はありません。
あくまでこれは普通肌だから、通用する話です。
現代人は、清潔に敏感すぎるのかもしれませんね。
もし、重度の乾燥肌や敏感肌の場合、考え方を改め、ぬるま湯だけで洗顔してみましょう。
洗顔料は、一切使わないのです。
温かいお風呂や半身浴だけでも結構です。
ぬるま湯は、いらなくなった肌の角質を柔らかくして、浮かせる効果があります。
基本的な汚れは、それだけで十分落とすことができるのです。