執筆者:水口貴博

スキンケアの30の基本

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ぬるま湯の適正温度は、肌質によって異なる。

ぬるま湯の適正温度は、肌質によって異なる。 | スキンケアの30の基本

多くの美容関係の記事には「洗顔はぬるま湯を使う」というフレーズを見かけます。

しっかりきれいに洗顔をするなら、ぬるま湯が勧められています。

温かい温度によって毛穴が開き、皮脂を溶かしやすくなるためです。

ところで、1つ素朴な疑問が浮かびます。

「ぬるま湯」とは、何度の湯のことでしょうか。

ぬるま湯と言っても、温度に幅がありますし、人によってぬるま湯の捉え方も違うでしょう。

実は、洗顔のぬるま湯の適正温度は、肌質によって異なります。

皮脂は、温度の高い湯に触れるほど溶け出しやすいため、皮脂の分泌量に応じて、温度を調整するのが正解です。

次の3タイプから、自分の適したぬるま湯を確認しましょう。

  • 乾燥肌は、30度から34度
  • 普通肌は、35度前後
  • 脂性肌は、36度から38度

いくらぬるま湯とはいえ、40度以上の湯を使うのは勧められません。

皮脂だけではなくて、角質まで取りすぎてしまいやすく、肌を傷める場合があるためです。

温度設定に迷ったら、少し低めに設定したほうが、無難です。

ちなみに例外として、重度の乾燥肌、敏感肌、アレルギー肌の場合は、ぬるま湯より水のほうが適していることもあります。

ぬるま湯でさえ肌がひりひりしたり乾燥したりするなどの異常を感じるなら、水で顔を洗ってみて、様子を見ましょう。

特別な肌質ですから、担当の医師と相談するのがいいでしょう。

スキンケアの基本(15)
  • 自分のぬるま湯の適正温度を、確認する。
泡立ちこそ、この世に存在する、最高の洗顔用具。

スキンケアの30の基本

  1. 自分の肌の特徴を、説明できますか。
  2. 肌のタイプは、大きく分けて4種類ある。
    あなたはどのタイプ?
  3. 肌質は、ティッシュ1枚で、確認できる。
  4. 肌の基本的な3層構造を、正しく理解する。
  5. 肌の新陳代謝とは、どういう意味なのか。
  6. スキンケアの第1は、手洗いから始める。
  7. スキンケアの基本は、5つのステップ。
  8. クレンジングは、肌が濡れていない状態で使う。
  9. クレンジング料はタイプによって、洗浄力も大きく異なる。
  10. クレンジングは、メイクが完全に落ちるまで続ける必要はない。
  11. 洗顔は、朝も必要。
  12. 洗顔には、理想の順番がある。
  13. 洗顔にかける時間の目安は、およそ1分。
  14. 肌に合った洗顔料を選ぶ目安。
  15. ぬるま湯の適正温度は、肌質によって異なる。
  16. 泡立ちこそ、この世に存在する、最高の洗顔用具。
  17. 洗顔で、ごしごし洗うのだけは、絶対にダメ。
  18. コットンの持ち方という基本的なことを抜け落としていませんか。
  19. 化粧品を上手に選ぶための3ステップ。
  20. 洗顔後、化粧水をつけるベストタイミング。
  21. 化粧品は生ものである。
    化粧品の辞書に「保管」という文字はない。
  22. 化粧水をつけるとき、手を使うべきか、コットンを使うべきか。
  23. 化粧水も乳液も、手で押さえるようになじませるのが一番。
  24. スキンケア用品は、使い終わったら、すぐ蓋を閉める。
  25. 化粧水や乳液は、浴室に置かない。
  26. 化粧品にも、消費期限が存在する。
  27. 私たちがつける化粧品の量のほとんどは、少なすぎる。
  28. 化粧品のブランドは、統一させたほうが、効果が現れやすい。
  29. 化粧水や乳液は、むらなく塗りつつ、顔に均一には塗らない。
  30. あなたはスキンケアに、どのくらい時間をかけていますか。

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