多くの美容関係の記事には「洗顔はぬるま湯を使う」というフレーズを見かけます。
しっかりきれいに洗顔をするなら、ぬるま湯が勧められています。
温かい温度によって毛穴が開き、皮脂を溶かしやすくなるためです。
ところで、1つ素朴な疑問が浮かびます。
「ぬるま湯」とは、何度の湯のことでしょうか。
ぬるま湯と言っても、温度に幅がありますし、人によってぬるま湯の捉え方も違うでしょう。
実は、洗顔のぬるま湯の適正温度は、肌質によって異なります。
皮脂は、温度の高い湯に触れるほど溶け出しやすいため、皮脂の分泌量に応じて、温度を調整するのが正解です。
次の3タイプから、自分の適したぬるま湯を確認しましょう。
いくらぬるま湯とはいえ、40度以上の湯を使うのは勧められません。
皮脂だけではなくて、角質まで取りすぎてしまいやすく、肌を傷める場合があるためです。
温度設定に迷ったら、少し低めに設定したほうが、無難です。
ちなみに例外として、重度の乾燥肌、敏感肌、アレルギー肌の場合は、ぬるま湯より水のほうが適していることもあります。
ぬるま湯でさえ肌がひりひりしたり乾燥したりするなどの異常を感じるなら、水で顔を洗ってみて、様子を見ましょう。
特別な肌質ですから、担当の医師と相談するのがいいでしょう。