公開日:2011年10月15日
執筆者:水口貴博

スキンケアの30の基本

  • 自分の肌の特徴を、
    説明できますか。
スキンケアの30の基本

自分の肌の特徴を、説明できますか。

化粧品選びでは、どのような情報を参考にしていますか。
雑誌で見かける広告や友人からの評判。
世の中では、さまざまな情報があふれかえり、化粧品選びに苦労している人も多いことでしょう。

肌のタイプは、大きく分けて4種類ある。
あなたはどのタイプ?

皮脂と水分量で肌のタイプを分けると、4種類あります。
「普通肌」「脂性肌」「乾燥肌」「混合肌(脂性乾燥肌)」です。
このほか「アレルギー肌」もよく聞かれます。

肌質は、ティッシュ1枚で、確認できる。

普通肌、乾燥肌、脂性肌。
あなたの肌は、どのタイプですか。
普段の状態で触ってもなんとなくわかりますが、自宅でもう少しきちんと確認できる方法があります。

肌の基本的な3層構造を、正しく理解する。

見た目は1枚の皮のように見える肌ですが、厳密には層になっています。
肌の層は、3階層の構造から成り立っています。
上から順に「表皮」「真皮」「皮下組織」です。

肌の新陳代謝とは、どういう意味なのか。

美容関連の記事でよく見かける「新陳代謝」。
美容のポイントを押さえる前に、新陳代謝という言葉の意味をきちんと理解しておきましょう。
新陳代謝とは「細胞の活動によって、新しい皮膚が古い皮膚と入れ替わるサイクルのこと」です。

スキンケアの第1は、手洗いから始める。

スキンケアの最初のステップは、洗顔ではありません。
洗顔の前の手洗いです。
手洗いとはいえ、単に水で手を洗うだけでは、不十分です。

スキンケアの基本は、5つのステップ。

スキンケアのステップを大きく分けると、5つあります。
クレンジング、洗顔、化粧水、乳液、美容液です。
毎日、スキンケアをしている人には、ごく当たり前の手順ですね。

クレンジングは、肌がれていない状態で使う。

「クレンジングをしても、なかなかメイクが落ちないんです」
そんな女性によく見られるパターンがあります。
最初に水で顔を濡らした後、クレンジングをしているのです。

クレンジング料はタイプによって、洗浄力も大きく異なる。

メイクを落とすクレンジング。
どれも同じに見えるクレンジング料も、それぞれに違いがあります。
クレンジング料の選択を誤ると、かえって肌を傷めることもあります。

クレンジングは、メイクが完全に落ちるまで続ける必要はない。

「きれいにメイクを落とそう」
そう思って、顔の隅々まで、時間をかけてクレンジングしていませんか。
たしかにクレンジングは、メイクを落とすのが目的です。

洗顔は、朝も必要。

「朝は時間がない」
「化粧水や乳液がもったいない」
「朝は、顔を洗うほど汚れていない」

洗顔には、理想の順番がある。

洗顔をするとき、洗う順番を心がけていますか。
「洗う順番?」
驚かれる人も多いことでしょう。

洗顔にかける時間の目安は、およそ1分。

顔の汚れを落とす目的の洗顔です。
しっかり洗えば洗うほど、よく落ちます。
では、時間をかけるほどいいのかというと、そうではありません。

肌に合った洗顔料を選ぶ目安。

評判だけを、頼りに洗顔料を選ぶのはよくありません。
洗顔料が自分に合っていないことがあります。
洗顔をしすぎたり、不足したりなど、逆に肌を悪化させることもあり得ます。

ぬるま湯の適正温度は、肌質によって異なる。

多くの美容関係の記事には「洗顔はぬるま湯を使う」というフレーズを見かけます。
しっかりきれいに洗顔をするなら、ぬるま湯が勧められています。
温かい温度によって毛穴が開き、皮脂を溶かしやすくなるためです。

泡立ちこそ、この世に存在する、最高の洗顔用具。

洗顔料を手に取るやいなや、いきなり顔につけていませんか。
できるだけ肌の奥まで洗顔料が行き届くよう、肌をこするように洗っていませんか。
きれいにしようとする心がけは、素晴らしいことです。

洗顔で、ごしごし洗うのだけは、絶対にダメ。

スキンケアで、絶対にやってはいけないことは何でしょうか。
一番悪いことは1つだけです。
顔をごしごし洗うことです。

コットンの持ち方という基本的なことを抜け落としていませんか。

コットンを使う場面があります。
化粧水をつけるときやメイク直しの際です。
「コットンでは化粧水がつけにくい」

化粧品を上手に選ぶための3ステップ。

化粧品売り場に行けば、星の数ほどある化粧品の量に、目まいを感じた経験はありませんか。
たくさんあるのはいいのですが、たくさんありすぎるのも困りものです。
どれを選んでいいのか、迷ってしまうのです。

洗顔後、化粧水をつけるベストタイミング。

勝負は、洗顔直後です。
水でびしょびしょになった顔をタオルで拭いた後、肌が乾く前に、化粧水をつけましょう。
洗顔直後は皮脂がまったくないため、あっという間に乾いてしまいます。

化粧品は生ものである。
化粧品の辞書に「保管」という文字はない。

美容に気を使っている人なら、季節ごとに化粧品を変えている人も多いことでしょう。
季節ごとに化粧品を買っていると、使い切れないものが出てきます。
化粧品のタイプを使い分けるため、保管を考えることになります。

化粧水をつけるとき、手を使うべきか、コットンを使うべきか。

化粧水を顔につけるとき、2つの方法があります。
「手を使う方法」と「コットンを使う方法」です。
あなたはどちらを使うタイプですか。

化粧水も乳液も、手で押さえるようになじませるのが一番。

「この化粧品、なじみがいいよ。使ってみたら?」
自分と同じ肌質の友人から勧められたから買ってみたものの、効果が感じられない。
「同じ肌質なのになぜなじみが違うのだろう」

スキンケア用品は、使い終わったら、すぐ蓋を閉める。

細菌やウイルスなどの微生物は、栄養の供給源さえあれば、どこにでも存在します。
地面の上や机の上だけではありません。
何もないように見える空気中にも、実はいろいろな菌が浮遊しています。

化粧水や乳液は、浴室に置かない。

あなたは化粧水や乳液などの化粧品を、いつもどこに置いていますか。
浴室に、化粧品を置いていませんか。
「浴室から出るとすぐ肌が乾燥するから、浴室でスキンケアを済ませよう」

化粧品にも、消費期限が存在する。

食べ物には、賞味期限や消費期限があります。
鮮度を確かめるため、賞味期限や消費期限を参考にしながら買い物をする人も多いことでしょう。
より新しいもののほうが、よりおいしくいただけますね。

私たちがつける化粧品の量のほとんどは、少なすぎる。

化粧品には、規定量があります。
「効果を出すためには、最低限、これくらい使ってください」という量です。
これは化粧品によって異なります。

化粧品のブランドは、統一させたほうが、効果が現れやすい。

ほとんどのブランドでは、化粧水と乳液などがシリーズになっています。
メイクで使う化粧品なら、ブランドが異なっていても、腕がよければ、それなりに整えられます。
メイクは基本的に、描くものだからです。

化粧水や乳液は、むらなく塗りつつ、顔に均一には塗らない。

化粧水も乳液も、むらなく塗ることが大切です。
むらなく塗らないと、意味がありません。
塗り忘れている部分があると、乾燥して、肌荒れの原因になります。

あなたはスキンケアに、どのくらい時間をかけていますか。

クレンジングから最後の乳液までのスキンケアに、どのくらい時間をかけていますか。
「肌の負担になるため、スキンケアの時間は短いほうがいい」
「スキンケアは、時間をかける、効き目が高くなる」

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