公開日:2008年4月29日
執筆者:水口貴博

上手にわかりやすく説明する30の方法

エピローグ
30

大げさな表現を使って、相手の心を衝動的にさせない。

大げさな表現を使って、相手の心を衝動的にさせない。 | 上手にわかりやすく説明する30の方法

私が説明する際に気をつけているのは「大げさな表現を使わない」というルールです。

作家として、最低限のマナーだと思っています。

大げさな表現をすると、表現効果が強いように思えます。

しかし、実際は、説明の信用度が一気に下がってしまいます。

話が軽くなり、本当の話も、信じてもらえなくなります。

大げさな表現による衝動的な行動は、後悔される場合が多いからです。

事実、大げさな表現は「一時的な興奮作用」があります。

興奮すると気持ちが高ぶり、自制心を失い、判断が狂います。

私も、次のような大げさな言葉に乗せられ、何度も判断ミスをしたことがあります。

「世界で初!」

「今しかない!」

「残り5つだけ!」

「最初で最後のチャンス!」

「今まで見たこともない!」

「お見逃しなく!」

デパートのバーゲン、テレビショッピングで聞く言葉ですね。

こういう大げさな言葉を聞けば、興奮して、つい衝動的に行動してしまいます。

衝動買いを誘うショッピングは、まだかわいいのですが、大切な人生の道のりを、衝動的に判断してほしくありません。

私が大げさな表現を使いたくないのは、人生を衝動的に行動してほしくないからです。

大げさな表現で、衝動的になった行動や判断が、一生を台無しにする可能性もあります。

伝えたい熱い気持ちがあり、大げさに表現したい気持ちがあっても、それを抑えます。

落ち着いた心が、いちばん重要です。

「大げさな表現を使わない」というのは、わかりやすい説明をすると同時に、必要なマナーです。

大げさな表現を使わないほうが、信用されます。

落ち着いた言葉は、飾り気こそないですが、長く愛される言葉になります。

上手にわかりやすく説明する方法(30)
  • 大げさな表現は、使わないようにする。
まとめ

上手にわかりやすく説明する30の方法

  1. 言葉を短くするだけでいい。
  2. 大切なことから話し始める。
    足りなければ、あとから付け加えればいい。
  3. 鉛筆より、ボールペンを使うほうがいい。
  4. 小さな声で発言しない。
    大きな声で発言する。
  5. 読書の際の線引きで、大切な部分を見抜く練習をする。
  6. 本とは、1%のキーワードと、99%の補足説明。
  7. 「箇条書き」を使えば、わかりやすい説明になる。
  8. 長い説明の前には、ポイントの数を宣言しよう。
  9. 「ですます口調」で言い切ると、わかりやすくなる。
  10. 日記は短いほうが、説明もうまくなる。
  11. 社会人になると日記を書く暇すらない。
    学生時代こそ、日記を書くチャンス。
  12. 結論から話をすると、説明がわかりやすくなる。
  13. じらさない。
    回りくどい話をしない。
  14. 否定した説明は、わかりにくい。
    肯定した説明が、わかりやすい。
  15. 「してはいけない」で説明すると、元気がなくなる。
    「しよう」で説明すると、元気が出てくる。
  16. 説明する側が、要点を強調する工夫を凝らす。
  17. 説明は、足りないくらいで、ちょうどいい。
  18. 「順番の流れ」より「気持ちの流れ」で、説明をする。
  19. 強調言葉を使いすぎるくらいなら、言わないほうがまだいい。
  20. 説明が上手な人は、抽象的な言葉は使わない。
    具体的な言葉を使って説明する。
  21. 接続助詞を使わず「。
    (句点)」を使えばいい。
  22. 固有名詞を、いきなり使わないこと。
  23. 「要は」という表現は、1つの説明で1回しか使えない表現。
  24. 先に結論を、黒板に書く。
  25. 著者の体験を交えて話をすると、忘れにくくなる。
  26. カタカナ言葉を使いすぎない。
  27. 「あり得ない表現」を使わない。
  28. 誰もが知っている言葉を使う。
    専門的な用語は使わない。
  29. 落ち着いた話し方は、自信の表れ。
  30. 大げさな表現を使って、相手の心を衝動的にさせない。

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