「褒める」ということは、よいことだと頭でわかっていても、なかなか難しい課題です。
人によっては、褒め言葉が嫌みにとられることがあるからです。
褒める内容によっては「君に言われたくないよ」と、思われます。
わざとらしい褒め言葉は、逆に相手の気分を害してしまいかねません。
褒め言葉は、難しい。
言葉の内容によっては、上から下を見下すようなニュアンスを含めることになります。
特に男性はプライドの高い人が多いですから、言葉には気をつけておくことが必要です。
では、こんなとき、どうすればいいのでしょうか。
「褒める」のではなく「たたえる」のです。
「褒める」と「たたえる」は、同じ意味にとらわれがちです。
「たたえる」という言葉は、相手の素晴らしい点に対して素直に感動を表現するといった意味です。
上から下を見下すといったニュアンスはありません。
たたえることに、もはや不要な言葉はいりません。
ただ素直に、感動を表現するだけでいい。
「素晴らしいですね」
「すごいですね」
「さすが!」
「水口さんがいてくれてよかった」
こうした素直に感動を表現する言葉だけでOKです。
相手をたたえる言葉を使えば、男性とも仲良くなっていけます。
かっこいい女性は、見下した言葉を使いません。
素直に相手の素晴らしい点をたたえることができる女性が、かっこいいのです。