執筆者:水口貴博

言葉遣いがうまくなる30のマナー

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気の利いた言葉を考えないほうが、気の利いた言葉が出る。

気の利いた言葉を考えないほうが、気の利いた言葉が出る。 | 言葉遣いがうまくなる30のマナー

テレビを見ていると、アナウンサーやタレントの気の利いた一言に、感心することはありませんか。

とっさに出てきた話題に対して、絶妙な言葉で言い返し、場を盛り上げます。

「何て頭の回転が速いのだろう。うまい言葉をよく知っているなあ」と、尊敬したり感心したりします。

そうした様子を見て「すごいな」と思う反面、不安になることはありませんか。

「自分もあのくらい、うまい言葉がさっと言えるようにならないといけないのかな」と思います。

たしかに気の利いた言葉を言ったほうが、会話に弾みがつくでしょう。

相手の心をキャッチした言葉のほうが、相手に喜ばれます。

しかし、彼らがスムーズに気の利いた言葉が言えるのは、秘密があります。

事前に言葉を考えたり、リハーサルをしたりするおかげです。

本当に実際に、その場でぱっと思い浮かぶ人は、ほとんどいません。

本当に気の利いた言葉が、いつでもすぐ出る人は、天才です。

では、どうすればいいのでしょうか。

気の利かない言葉を言うのを、諦めてしまいましょう。

天才だけができることですから「自分には無理だ。普通に話をしよう」と考えます。

その代わりきちんと相手の会話を聞きます。

自分が思ったり考えたりしたことを、自分の言葉で、素直に表現しましょう。

すると、不思議なことが起こります。

自分では気の利いた言葉を言うつもりはなくても、相手からは気の利いた言葉に聞こえてくるものです。

会話をきちんと聞いてから返事をすると、自然といい言葉が出ます。

「いいことを言うね」と思われ、喜ばれるのです。

言葉遣いがうまくなるマナー(26)
  • 気の利いた言葉を言おうとせず、自分が思ったり考えたりしたことを、自分の言葉で素直に表現する。
故事・ことわざ・四字熟語を、会話に含めすぎない。

言葉遣いがうまくなる30のマナー

  1. メールの送信ボックスは、自分の言葉遣いを客観視できるところ。
  2. 初対面は、試験と同じ。
    うっかり名前を忘れると、0点になる。
  3. 発する言葉が美しければ、戻ってくる言葉も美しくなる。
  4. 嫌いな人の話題を、わざわざ自分から出す必要はない。
  5. 「考え方が間違っている」と言われたときの対処方法。
  6. 「No」より「No, Thank you.」。
  7. 会話はキャッチボールと同じ。
    投げるときより、受け止めるときが、気持ちいい。
  8. 努力を侮辱されたときに、言い返したい魔法の言葉。
  9. 口論の真の勝ち方とは、言い負かすことではない。
    相手から共感や同意を得ること。
  10. 人間関係は、出前と同じ。
    好かれるのは、せかす人より、気遣う人。
  11. 「ありがとうございます」という場面の多くは「いつもありがとうございます」とも言える。
  12. 「いつもありがとうございます」と言われたとき、どう返事をしていますか。
  13. 肯定の言葉ほど、強く言う。
    否定の言葉ほど、優しく言う。
  14. 誤解されたとき、慌てないことが大切。
  15. お礼を言う場面で「すみません」と謝っていませんか。
  16. 疑う言葉が口癖になっていると、人間関係で損をする。
  17. 命令のアドバイスは、嫌われる。
    提案のアドバイスが、愛される。
  18. 自慢話をたっぷり聞くと、人付き合いの運が向上する。
  19. 長話でも、相手をいらいらさせない工夫。
  20. 難しい話が登場したときのうまい返事の仕方。
  21. 興味をそそる前置きをすると、楽しく話を聞いてもらえるようになる。
  22. 1回目のお礼は、社交辞令。
    2回目からが、本当のお礼。
  23. 名前を紹介されたときの、ベストの返事。
  24. 会話で勝とうとする人は、相手から嫌がられる。
  25. 名前を聞かれたとき、名字だけで答えていませんか。
  26. 気の利いた言葉を考えないほうが、気の利いた言葉が出る。
  27. 故事・ことわざ・四字熟語を、会話に含めすぎない。
  28. 無意識のうちに「調子が悪い」という答え方をしていませんか。
  29. 「聞かせてもらう態度」があれば、言葉遣いは自然とよくなる。
  30. ぼけっと口を開けたまま聞いているだけでは、耳から入った話が、口から抜けていく。

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