執筆者:水口貴博

空気が読める人になる30の方法

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「早くして!」せかしすぎると、余計に遅くなる。

「早くして!」せかしすぎると、余計に遅くなる。 | 空気が読める人になる30の方法

「早くして!」

「まだできないの?」

「いつになったらできるの」

仕事をしていると、急いでほしいとせかす人がいます。

仕事の遅い人にむちを打ち、少しでも早く仕上げさせようとしているつもりです。

効果はありそうですが、実はそうでもないのです。

言われる側にしてみれば、かなりのストレスになっています。

早くしろと言われれば言われるほど、当然注意が散漫になり、ミスも増える。

早くしようと思っても、その人の限界がありますから、無理なペースで走らせるとつぶれてしまうことになります。

マラソンに例えると、わかりやすいことでしょう。

マラソンでは自分のペースを無視して、早く走ると、途中で力尽きてしまいます。

自分の限界を超えるペースでは、ベストタイムどころか、ワーストタイムになります。

無理なペースでは、完走が無理になります。

その人のマイペースそのものを、少しずつ向上させていくことがマラソンです。

仕事でも「早くしろ」とせかせば、すぐベストタイムが出せるのかというと、そうではありません。

仕事の要領や手法、やり方を変えたり、その人にあった方法で進めたりすることで、少しずつペースをあげることが大切なのです。

早くとせかす人は、場の空気を緊張させ、ヒューマンエラーを発生しやすい空気を作ってしまっているのです。

空気が読める人になる方法(21)
  • 「早く!」と、せかさないようにする。
携帯電話の魔法にかかってしまうと、周りが見えなくなってしまう。

空気が読める人になる30の方法

  1. 空気が読めないと、いつの間にか人に迷惑をかけてしまう。
  2. 男性が年を取れば「紳士」と「オヤジ」の2通りにわかれる。
  3. 声の大きさを調整できるようになろう。
  4. 言葉のオウム返しを、習慣にしよう。
  5. 携帯の着信音は、雰囲気を壊しやすいと心得る。
  6. 遠慮は、しないほうがいい。
  7. 遅刻によって、空気が壊れる。
  8. いきなり話しかけない。
    クッション言葉から入ろう。
  9. 言いたいことがあっても、言いにくい雰囲気では発言できなくなる。
  10. 1回の話が長いと、空気が悪くなる。
  11. 初対面では、すぐ年齢を聞かないこと。
  12. ポケットに手を入れ、足組みをしながら話をしないこと。
  13. 「自分は見られている」という意識、忘れていませんか。
  14. 話し合いでは、空気が命。
  15. 真剣に学びたい習い事ほど、1人で参加しよう。
  16. 食べきれない食事を食べろと強要すると、空気が悪くなる。
  17. 相手の表情には、無言のメッセージが含まれる。
  18. アルコールが飲めないからとはいえ、拒否をしない。
  19. ひそひそ話を、大声で話さない。
  20. 披露宴では、早めに到着すると、たくさんの得がある。
  21. 「早くして!」せかしすぎると、余計に遅くなる。
  22. 携帯電話の魔法にかかってしまうと、周りが見えなくなってしまう。
  23. はじめの一声があるかないかによって、空気が決まる。
  24. 自慢話をすると、空気が悪くなる。
    失敗談を話すと、空気がよくなる。
  25. オヤジはいつでもどこでもネクタイを緩める。
  26. 濡らした洗面台を、きれいにしてから出よう。
  27. 忙しくなればなるほど、空気が読めなくなる。
  28. 「尊敬=説教」と、勘違いをしない。
  29. 喫煙者に、もの申す!タバコを吸わない人のこと、考えていますか。
  30. モテる人は、お手伝いというプレゼントをする。

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