「ここだけの話だけど」
「誰にも言わないでね」
秘密のひそひそ話では、ほかの人に聞こえないように小さな声で話をします。
もちろんここだけの話だから小さな声で気を使って話をしています。
「ここだけの話」というニュアンスを感じ取れない人は、こんな状況に限って大きな声で話します。
「え! そうなの! 驚きだよ!」と大声で話しては、何のためのひそひそ話かわからなくなります。
ようやく雰囲気に気づいたときには、相手からにらまれるということになる。
「もうこの人は信用できないな」
相手からの信用を失うだけでなく、みんなに声が聞こえてしまいばればれになります。
混乱を招き、問題の発火原因にさえなることがあります。
空気を壊してしまう人は、人間関係も一緒に壊してしまうのです。
人から嫌われてしまう理由の1つに「空気が読めないから」ということがあります。
小さな声で話しかけられたときには、反射的に「これは何か意味があるな」と感じる癖をつけておきましょう。