友人がいないから不幸だと言う人がいます。
いいえ、それは誤解です。
友人がいないからといって、不幸ではありません。
友人はいなくても、人生を幸せに生きることは可能です。
1人で趣味に打ち込んだり好きなことをしたりすればいいことです。
幸せとは、心の充足です。
自分の夢や欲求に素直に取り組んでいけば、心の充足を感じられます。
失敗したから不幸だと言う人がいます。
いいえ、それも誤解です。
やり直せばいいだけです。
手間暇はかかりますが、それだけのことです。
やり直しがきくことはいくらでもあります。
失敗したからといって、命までは取られるわけではありません。
お金を失ったり時間が無駄になったりするかもしれませんが、それだけのことです。
少し評価は落ちたとしても、挽回は可能です。
失敗から学べることもあります。
失敗を糧にすれば、自分の成長にもつながるし、次はうまくいきます。
長い目で見たとき、成功ともいえます。
貧乏だから不幸だと言う人がいます。
いいえ、それも誤解です。
貧乏であっても、幸せに生きることは可能です。
贅沢を避け、上手に節約すれば、限られたお金でも豊かに暮らしていけます。
「お金がないと幸せになれない」は幻想です。
子どものころはお金がなくても楽しく過ごせていたはずです。
現代では定額サービスも充実して、ビデオも音楽も楽しみ放題です。
格安航空会社も登場して、安価に旅行を楽しめるようになりました。
大切なのは心の充足であり、お金の多寡ではないのです。
好きな人に振られたから不幸だと言う人がいます。
いいえ、それも誤解です。
つらいことではありますが、振られたくらいで、人生が終わるわけではありません。
世の中にまだまだ大勢の人はいます。
世界一素晴らしい人に思えても、世界は広い。
視野が狭くなっています。
「さあ、次いこう!」と思えばいいのです。
もっと素晴らしい人との出会いがあれば「振られて良かった」という結果になります。
「不幸だ、不幸だ」と騒ぎ立てる人は、大げさに考えすぎています。
自分を不幸だと思い込まないことです。
自分を不幸だと思い込むことほど、不幸なことはありません。
あらためて考えると、大したことではありません。
方法はあるし、別の道もあるし、まだまだチャンスもあります。
くよくよしていると、余計なエネルギーを消費してしまいます。
ショックを受けているときは、一時的に視野が狭くなっています。
大きく深呼吸をして、もっと視点を上げ、もっと視野を広げてください。
あらためて考えると「なんだ、大したことないね」と気づくはずです。