本は「読み物」です。
読まれることを前提としています。
本を買ったら、できるだけ早めに読むのがいいでしょう。
買った日に読み始めるのが理想的です。
読みたい気持ちが強いぶん、本の内容がすいすい頭に入ってくるし、読むスピードも速くなります。
「本は読んでこそ意味がある」「読むことを前提に本を買う」という考え方が一般的です。
ここに固定観念があります。
世間では「本=読み物」という認識ですが、別の活用法もあります。
「飾るための本」もあっていいのではないでしょうか。
かっこいい本、格式のある本、見栄えのいい本。
「積極的に読むことはないが、本棚に飾っておきたい。表紙や背表紙を見るだけで癒される、気持ちが明るくなる、幸せを感じる」
本棚にあるだけで、安心や幸せを感じる本があるものですね。
独特の存在感があって、インテリアとして活用できる本があるものです。
買った本の使い方は、自由です。
好きなところにマーカーを引いたりページの角を折ったりするように、インテリアとしての使い方も悪くありません。
「本=読み物」という考えにとらわれないことです。
「飾るための本」という考え方もありです。
本をインテリアとして飾ってみると、部屋の見栄えも良くなるし、気が向いたときに読むこともできるので、一石二鳥です。
インテリアとして飾られることも、本に喜ばれる活用法なのです。