相手と接していて「いつもと違うところ」に気づくことがあります。
いつもと違うバッグ、いつもと違う腕時計、いつもと違うスマホカバー。
いつもと違うところを見つけたら、すぐ声をかけましょう。
「すぐ」がポイントです。
時間を置くと言いにくくなるので、気づいたときすぐ声をかけるのがベストです。
声をかけると、相手はぱっと笑顔になります。
相手は「よくぞ、気づいてくれました!」と言わんばかりに喜んでくれます。
誰でもいつもと違ったものを持つときは、どきどきしています。
「誰か気づいてくれるかな」と思いながら、会社や学校に行きます。
ひそかに声をかけられることを期待しています。
特に女性はそうです。
「いつもと違うね」と声をかけると、それだけ喜んでもらえるのです。
そして気づくだけでなく、上手に褒めると、ますます喜ばれます。
気づいてもらえるだけでも嬉しいですが、そのうえ褒めてもらえると飛び上がるほど嬉しいのです。
上手に褒めるためにはどうするか。
ポイントは「相手のセンスを褒める言い方」です。
つい物だけ褒めて終わりにしがちですが、そうではありません。
相手のセンスを褒めるには、物を褒めるだけでなく、相手と絡めた褒め方を意識するとうまくいきます。
「かわいいバッグだね。とっても似合ってますよ」
「すてきな腕時計ですね。○○さん、おしゃれですよね」
「かっこいいスマホカバーだね。○○さんのイメージにぴったりですね」
こういう言い方をすると、物だけでなく、相手のセンスも褒めることになるのでますます喜んでくれます。
相手は「普段から私のこときちんと見てくれている」と感じて、感動するのです。
いつもと違うところを見つけるためにも、普段から相手をきちんと見ておくことが大切です。
相手の顔だけでなく、周辺にも注目してください。
持ち物、髪型、メイク、腕時計、ファッション。
日頃からよく相手を観察して、記憶しておきましょう。
「間違い探し」ならぬ「いつもと違うところ探し」です。
いつもと違うところ探しの気持ちになれば、相手に喜んでもらえるだけでなく、自分も楽しめるのです。