「挨拶するのが面倒だな、疲れるなあ」と思うことはありませんか。
「ない」と答える人は少ないでしょう。
挨拶をするのは何となく気が重く、おっくうで、できればしたくないと思うことがあるものですね。
だるいときや疲れているときだとなおさらです。
そんなとき、挨拶をする気にさせる一言があります。
「挨拶することも仕事の一部」と自分に言い聞かせてください。
挨拶のモチベーションがぐっと高まります。
仕事では人間関係が欠かせません。
1人で行う仕事もありますが、仕事の多くはチームで協力しながら行われるのが一般的です。
「仕事は人間関係が9割」「仕事は人間関係がすべて」といった言葉が存在するほど、仕事では人間関係が重要です。
人間関係が良好であればあるほど、チームの結束が強まり、仕事に良い影響があります。
挨拶は、間違いなく人間関係にプラスに働きます。
挨拶をすると「あなたのことを認識しています」「よろしくお願いします」といった歓迎のメッセージを送ることになります。
人間関係の潤滑油となり、相手との関係が良くなっていくのです。
こうしたことを考えると「挨拶も仕事の一部」という一言が当てはまります。
挨拶しようかどうしようかなと迷うこともあるかもしれません。
そんなときも、やはり挨拶しておくほうがいいのです。
とりあえず形だけでもしておくほうが、まったくしないよりははるかに良い。
挨拶をしないと悪印象につながったり変な誤解を生んだりすることがありますが、挨拶さえすれば好印象につながります。
プラスに働くことはあっても、マイナスに働くことはありません。
そもそも挨拶は減るものではないのですから、どんどんすればいいのです。
たかが挨拶とはいえ侮れません。
昇級や人事評価に影響する可能性もあります。
挨拶が面倒に感じたときは「挨拶することも仕事の一部」と自分に言い聞かせ、モチベーションを高めましょう。
「仕事の一部」と思えば「よし、声をかけよう!」と思えるようになるのではないでしょうか。
声を出すのがおっくうなら、会釈だけでもOKです。
会釈もれっきとした挨拶です。
相手と目を合わせたうえで会釈をすれば、きちんと挨拶をしたことが相手に伝わります。
どの職場でも、仕事ができる人ほど、よく挨拶をしているものです。
挨拶をすることで人間関係が良くなり、人の協力が得やすくなることで、結果として仕事ができます。
「挨拶も仕事の一部」と思えば、自然と挨拶ができるようになるのです。