ロールモデルは、いないよりいたほうがいいのです。
できるだけたくさんいたほうがいいのです。
「この人はすごいなあ。お手本になるなあ。見習いたい!」
あなたの身近にロールモデルになる人はいませんか。
つまり「お手本の人」「尊敬できる人」という存在です。
「私の身近に素晴らしい人はいない」と言う人がいますが、それは完璧な人を探しているからです。
完璧な人はいません。
しかし、完璧な人はいなくても、1つの分野に秀でた人ならたくさんいるのではないでしょうか。
1つの分野だけでいいのです。
尊敬できる点・お手本になる点が1つでもあるなら、ロールモデルになります。
分野ごとにロールモデルを決めて、それぞれから良い点だけを取り入れ、1人の素晴らしい人間を作り上げていくイメージです。
分野ごとに、ロールモデルとなる人を見つけておきましょう。
「仕事のお手本ならこの人。笑顔のお手本ならこの人。礼儀作法のお手本ならこの人。趣味のお手本ならこの人」などなど。
「ロールモデルなんて必要ない」と言う人もいますが、やはりいたほうがいいのです。
ロールモデルがいると「こうすればいいのか」と直感的に変わります。
お手本となる人物がいると、見よう見まねで取り入れやすくなるので、成長が早くなります。
分野ごとにロールモデルがいると、目標が鮮明になって、励みにもなるのです。
現実にいなければ、俳優・芸能人・スポーツ選手といった著名人をロールモデルにするのもおすすめです。
本の著者をロールモデルとするのも悪くありません。
本の著者は、その分野のプロフェッショナルです。
「この人には見習いたいところがある」と思う人がいれば、ぜひロールモデルとさせていただきましょう。
ロールモデルは自由に設定できます。
「あなたをロールモデルにしていいですか」と、わざわざ相手の許可を得る必要はありません。
こちらが「この人がロールモデル」と思えばそうなります。
ロールモデルがたくさんいるほど、成長が早くなるのです。