ある日の午前中、大地震が発生しました。
地震の影響で東海道新幹線は全線運休となり、運転再開は明日以降となりました。
大阪にいるその人は、午後に東京で用事がありましたが、東海道新幹線がストップしているため利用できません。
北陸新幹線を使った迂回ルートも考えましたが、すでに満席で乗れない状況でした。
飛行機もチェックしましたが、すでにどの便も予約いっぱいでダメでした。
当然ながら、普通の電車やバスでは時間がかかりすぎて、午後の予定に間に合いません。
万事休すかと思いきや、その人は驚くべき手段に出ました。
なんと関空から韓国・仁川空港を経由して、東京に向かう手段に出たのです。
いったん国外に出て、海外経由で目的地に向かいます。
大きく迂回することになりますが、乗り継ぎがスムーズにいけば、夕方には東京に到着でき、ぎりぎり予定に間に合います。
「何が何でも予定に間に合わせる!」という気迫がすごい。
世の中にはとんでもない猛者がいることに驚かされますね。
こういう常識にとらわれない行動力は、私たちも見習うところがあるのではないでしょうか。
あるとき交通機関にトラブルがあって、最短ルートが使えない状況が発生するかもしれません。
間に合わないと諦める前に、もう一度よく考えてみることが大切です。
1つのルートが使えなくなったとしても、別のルートであれば、いけるかもしれません。
あらゆる迂回ルートをチェックしてください。
大きな迂回ルートもチェックです。
バス・電車・タクシー・飛行機・船など、別の交通手段もチェックです。
最短ルートにこだわらなければ、さまざまなルートが候補に挙がるのでしょう。
常識にとらわれず、ユニークな迂回ルートも検討の余地ありです。
お金がかかったとしても、手段があるなら試す価値はあります。
お金がかかろうと、大きな迂回ルートになろうと、利用できる交通機関を駆使すれば、ぎりぎり間に合うことがあります。
大きな迂回ルートになればなるほど路線検索アプリでは出てこないので、自分の頭だけが頼りです。
人生では諦めないことが大切なのです。