プロは、生活のすべてを仕事に捧げているように思われがちです。
遊ぶ暇などなく、24時間365日、ずっと仕事一色の日々を送っていると思われます。
遊びをするにしても、できるだけ仕事に関係している遊びをしていると思うかもしれません。
しかし、実際は違います。
プロと呼ばれる人は、生活のどこかで「仕事に関係ない遊び」をしているのが定番です。
楽器を演奏したり、旅行に出かけたり、スポーツを楽しんだりです。
休日は、創作活動に打ち込んだり、舞台やミュージカルを鑑賞したり、映画館や美術館に足を運んだりです。
読書の習慣があるのはもちろんですが、仕事とはまったく関係ないジャンルの本を読むことも少なくありません。
なぜプロと呼ばれる人は「仕事に関係ない遊び」をしているのか。
仕事と関係ない遊びは、リフレッシュやストレス解消になります。
しっかり仕事をした後は、しっかり息抜きです。
仕事と関係ない遊びだからこそ完全に仕事を忘れることができ、リフレッシュやストレス解消もスムーズに実現できます。
また仕事と関係ない遊びは、視野や価値観を深めるチャンスになります。
仕事一色では「同質の情報」に偏りますが、仕事と関係ない遊びをすると「異質の情報」が入ってきます。
異質の情報が新しい刺激となって、視野や価値観が広がります。
想像力や発想力が豊かになって、仕事に役立つ気づきやアイデアにつながることがあります。
行き詰まっていた仕事の打開策がひらめき、大きなブレイクスルーにつながることも少なくありません。
仕事と関係ない遊びであっても、間接的に仕事に生かされることになるのです。
プロになりたいなら、仕事一色ではいけません。
真面目なのはいいのですが、真面目すぎるのはよくありません。
1つでいいので仕事に関係ない遊びをしましょう。
2つも3つもある必要はなく、1つでいいのです。
仕事に関係ない遊びは、プロになるための条件の1つです。