大きな仕事を1人で、やろうとしていませんか。
「大変そうだけど、1人でやろう。たぶん何とかなるだろう」
ちょっと待ってください。
それはよくありません。
大きな仕事は、仲間と協力しながら取り組んでいくものです。
小さな仕事ならいいのです。
簡単ですぐ終わるでしょう。
自分の考えで判断・決定して処理してもいいでしょう。
最初から最後まで1人で担当したほうが手っ取り早いでしょう。
小さな仕事は責任も小さいので、うまくいかなくても、修正も簡単でしょう。
やり直しが利くことも多いはずです。
しかし、ここでよくありがちな落とし穴があります。
自分の力を過信して、大きな仕事も1人でやってしまう傾向があるのです。
「大きな仕事は小さな仕事の集まりだよね。小さな仕事が1人でできるなら、大きな仕事も1人でできるだろう」
たしかに大きな仕事は、小さな仕事の集まりです。
小さな仕事ができるなら、後はその積み重ねなので、大きな仕事もできそうな気がします。
こつこつ地道に進めれば、不可能ではないでしょう。
大きな仕事であっても、自分を信じて1人でやろうとしがちです。
これは違うのです。
自信ではありません。
自意識過剰です。
うぬぼれであり、思い上がりです。
1人でできる仕事には限界があります。
大きな仕事は、1人でやれる・やれないという問題ではありません。
むしろやってはいけないことです。
大きな仕事は、1人でやるものではありません。
仲間と協力しながら取り組んでいくものです。
1人でやるには荷が重すぎます。
大きなストレスに悩まされることでしょう。
量も多いので、時間がかかりすぎます。
責任も大きすぎます。
そもそもすべて1人で抱え込むと、納期に間に合わない可能性も高くなります。
自分の力だけで仕事ができると思っているなら誤解です。
時間も体力もスキルも、1人の力は程度が知れています。
自分の能力を過信せず、謙虚に考えることが大切です。
大きな仕事は、1人で取り組んではいけません。
チームワークで取り組みましょう。
メンバーを集め、組織を作って、チームワークで進めましょう。
上手に人の手を借り、メンバーと力を合わせて取り組むことです。
スポーツの団体競技はチームプレーが大切ですが、大きな仕事でも同じです。
上手に人の力を借り、メンバーと力を合わせてチームで進めていくのです。
そうすれば、大きな仕事であっても、素晴らしい結果を発揮できます。
小さな仕事が1人でできるからと言って、大きな仕事まで1人でしないことです。
1人でできることでも、あえて1人で取り組みません。
1人でするより、人の力を借りるほうが謙虚です。
素晴らしい仕事を成し遂げたいなら、なおさらチームワークで取り組むことです。
大きな仕事となると、1つくらい自分にとって不得意なところが出てくるものです。
不得意なところであっても、無理やり自分で頑張るのも悪くありませんが、それは仕事の質を下げることになります。
つまらないプライドを捨てることです。
不得意なところは、得意な人に任せたほうがいい。
大きな仕事は小さく分けて、それぞれの人が自分の得意分野に集中するのが理想です。
そのほうが仕事がスムーズに進み、仕事の完成度も高くなります。
人の手を借りることは、恥でも罪でもありません。
惰性でも敗北でもありません。
当たり前のことです。
そうするほうがいいのです。
大きな仕事は、人の手を借りるのが正攻法です。
複数メンバーとタッグを組んでチームで進めたほうが、仕事のスピードが速くなり、質も上がります。
仕事を小さく分けて、それぞれの得意分野に集中したほうがいい。
体力の節約だけでなく、時間の節約にもなります。
チームで進めれば、1人あたりの仕事量が減ることで余裕が生まれます。
余裕ができれば、笑顔になれたりリラックスができたりします。
結果として、スムーズに大きな仕事を達成できます。
チームワークを実現するから、素晴らしい仕事も実現できるのです。