執筆者:水口貴博

合コンがうまくいく30の言葉遣い

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知らない話題にふてくされるようでは、いいコミュニケーションができない。

知らない話題にふてくされるようでは、いいコミュニケーションができない。 | 合コンがうまくいく30の言葉遣い

先日、友人と話をしているとき、言葉に詰まる場面がありました。

「夏が近づいていますね。かりゆしなんてどうですか。ムームーもいいですよね」

たわいない会話かもしれませんが、私は返事に困りました。

「かりゆしとは何だろうか。ムームーの意味がわからない」と思ったのです。

相手はファッションに詳しい人だったので「もちろん知っているよね」という様子でした。

内容もわからないし、興味のない話は、つまらないものです。

いくら相槌あいづちを打つのが大切とわかっていても、まったく知らないキーワードには、気持ちを込めて相槌が打てません。

そういうときは、勉強のつもりで聞くのが一番です。

話につくのは、諦めるのです。

「完全に自分はわからない」という立場になり、相手の話を聞かせてもらうのです。

先生と生徒のような立場です。

コミュニケーションとはいえ、相手と対等な立場に立つ必要はありません。

後輩の話や年下の前では、プライドが許さない人もいますが、それではよいコミュニケーションができません。

知らないことに対しては、謙虚な姿勢を見せるのです。

「聞く」というより「聞かせてもらう」という考えです。

勉強のつもりで聞くとなると、まったくついていけない話でも、頭に入ってくるようになります。

かりゆしとは、沖縄で多く着られるアロハシャツと似たシャツのことです。

ムームーとは、ハワイの女性が着る、派手な柄の木綿でできた、ゆったりしたワンピースのことです。

「へえ。なるほど」と思いました。

「勉強」が前提なので、聞こうとする前向きな姿勢に変わります。

まったくついていけない話は、見識を広めるいい機会だと考えましょう。

自分が学ぶ姿勢を持てば、有意義な時間を送れます。

合コンがうまくいく言葉遣い(2)
  • 話題についていけないときは、勉強のつもりで聞く。
出身地ほど、広がりやすい話題はない。

合コンがうまくいく30の言葉遣い

  1. 理想のタイプは、語りたくても、語らない。
  2. 知らない話題にふてくされるようでは、いいコミュニケーションができない。
  3. 出身地ほど、広がりやすい話題はない。
  4. あからさまに「恋人を探しに来た」と言うと、逆に出会いのチャンスを失いやすい。
  5. 「どれでもいいよ」と答えると、逆に会話のテンションが下がる。
  6. 最もストレートな褒め言葉「かっこいい。
    かわいい」は、禁句。
  7. 忙しさをアピールしすぎると、逆に出会いのチャンスを逃す。
  8. 持ち物を褒めると、遠回しに相手を褒めることにもなる。
  9. 今、着手している話題を出せば、話は自然と盛り上がる。
  10. 大勢の場ほど、優劣をつけたがる癖はありませんか。
  11. アドバイスは、状況によって、毒にも薬にもなる。
  12. 女性が男性にアドバイスをすると、プライドを傷つけられる。
  13. 合コンで「誰か紹介してよ」という人には、誰からも紹介されなくなる法則。
  14. 「恋人は作らないの?」という質問は、聞きたくても聞かないこと。
  15. 親近感が湧きやすくなる、食の話題の出し方。
  16. 合コンで、さりげなく「付き合いたい」というメッセージを伝える方法。
  17. 「酔った勢いでした」というフレーズを、保険として活用する。
  18. みんなに甘い言葉をかける人は、みんなに冷たい言葉をかけられるだろう。
  19. 「また一緒に話をしよう」という言葉は、リトマス試験紙だ。
  20. 相手の名前を聞いたら、すぐ呼び始めるのがマナー。
  21. 趣味を聞きたいときに「趣味は何ですか」とストレートに聞かない。
  22. 「休日は何をしているの」という話題を出す本当の狙い。
  23. 健康面の話は、盛り上げにくくなる。
  24. 「面白い人」という褒め言葉が、相手を落ち込ませることもある。
  25. 相手が特別な存在であることを伝える、褒め言葉。
  26. 同僚と会社や仕事の愚痴で盛り上がるとはいえ、合コンでも盛り上がるとは限らない。
  27. 「また連絡しますね」と言われて、受け身にならない。
  28. わがままに応じてもらいやすくなる魔法の言葉。
  29. 「サディズム、マゾヒズム」の話題は、盛り上がる。
  30. 合コンでは手応えがあったにもかかわらず、翌日になって連絡がない裏事情とは。

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