人と人とのつながりは、初めは細い1本の糸によりつながれています。
初めは細く切れやすく、もろいものです。
初めて出会ったときには、単なる知り合いから始まります。
関係も薄い状態です。
ですが、だんだん親しくなっていくうちに、その糸が成長しているかのように太く強く切れにくくなります。
よってねじれて、綱のようになります。
一緒に遊びに出かけたり、一緒にキャンプや旅行に行ったりなど、お互いに共通の時間を過ごすことです。
お互いに共通の時間ができると、思い出をわかち合ったり、苦しみや楽しさを共有できたりと、一体感を得られるようになります。
2人が1つになれるように近づく、こうした一体感こそが、大切なのです。
恋愛関係でも同じく、2人で一緒に出かけて「共通の時間」を作ってみましょう。
楽しい思い出に限らず、苦しい思い出も一緒に経験できれば、不思議と仲がよくなります。
過去に共通があれば、話も合いやすくなるからです。
「あのときはこうだったよね」と言えば「そうだよね。あのときは~だったね」と、お互いがうなずける話ができるようになります。
苦しみや楽しさといった過去の時間を振り返り、一緒に歩んできた時間を作れば、2人は1人であるような気になります。
共通の体験があるほど、一体感を作り出すことができるようになるのです。