執筆者:水口貴博

食生活を豊かにする30の方法

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腕時計を外してみると、時間を忘れて食事ができる。

腕時計を外してみると、時間を忘れて食事ができる。 | 食生活を豊かにする30の方法

外食の楽しみ方を向上させるポイントは「腕時計」にあります。

腕時計をつけるのではありません。

腕時計を外すのです。

腕時計がつけていると、さっと時間を確認できて便利です。

腕時計は、ファッションアイテムの1つでもあり、知的でスマートな印象があります。

お気に入りの腕時計であれば、パワーをもらえたりテンションを上げたりする効果もあるでしょう。

ビジネスでは「相手に敬意を払う」という意味もあるため、仕事では必須アイテムになっているはずです。

身だしなみとして普段から腕時計をつけている人も多いのではないでしょうか。

もちろん腕時計をしながら食事しても問題ありませんが、ここに工夫の余地があります。

あえて腕時計を外してみましょう。

目的は「時間を忘れるため」です。

時間を忘れて外食に集中することも、粋な楽しみ方

腕時計を外すと、現在の時間がわからなくなります。

これがいいのです。

腕時計を外すことで時間を忘れることができるため、目の前の食事に集中しやすくなります。

味や香りを楽しみやすくなったり、リラックスしやすくなったりします。

時間を忘れて外食に集中することも、粋な楽しみ方です。

時間に余裕のあるときなら、腕時計を外しても支障はないでしょう。

時間がわからないと不便に感じそうですが、そう思うだけで意外と気にならないはずです。

貴重なお金をかけて美食を堪能するのなら、食事中は、目の前の料理に集中するのが正解です。

事実、カフェやレストランでは、基本的に店内には時計がありません。

これは「時間を忘れて、幸せなひとときを楽しんでほしい」というお店側の配慮があります。

お店が取り組んでいる時間を忘れる工夫を、個人で心がけてみるのもいいでしょう。

もちろんビジネスやフォーマルの場ではその限りではありません。

会食や接待といったシーンでは、身だしなみとして腕時計をつけておくのがふさわしいでしょう。

形式として腕時計が必要なシーンもありますが、1人で個人的に外食を楽しむ際は、腕時計を外して食事をするのもありです。

1人でリラックスしながら外食を楽しみたいなら「あえて腕時計をつけない」という選択肢を検討してみてください。

外食をより豊かにするためのポイントとして頭の片隅に入れておいて損はないでしょう。

腕時計を外すだけで、外食の時間がますます豊かになるのです。

食生活を豊かにする方法(17)
  • 1人で外食を楽しむときは、あえて時計を外し、時間を忘れて料理に集中する。
食器のグレードアップは、食生活のグレードアップ。

食生活を豊かにする30の方法

  1. まず食べることに、幸せを感じる。
  2. 食事を味わう時間は、人生を味わう時間だ。
  3. 「おいしい」を口癖にすると、食生活が豊かになる。
  4. 食事をおいしくいただくためのおまじない。
    手を合わせて笑顔で「いただきます」。
  5. 「朝から大好物を食べる」という選択肢もあっていい。
  6. 食事をしながら、携わった人たちの様子を思い浮かべよう。
  7. 「まずい」とは言わない。
    「変わった味」「口に合わない」と言い換える。
  8. 日々の食事は、褒めるトレーニング。
  9. 早食いの癖があるかぎり、豊かな食生活は実現できない。
  10. 不作法な食べ方は、野生の猿と同じ。
    文化的な生き物なら、食事マナーを意識しよう。
  11. あなたの健康運は、食べるもので決まる。
  12. 挨拶を交わせる店員さんを増やしていくことが、食生活の豊かさにつながる。
  13. いらいらしたら料理を作ろう。
    ストレス発散の効果が抜群。
  14. 割引券を使うなら、早めに使おう。
  15. 風習の食べ物は、素直に食べておくほうが、食生活が豊かになる。
  16. あなたの食生活には「大好物ランキング」がありますか。
  17. 腕時計を外してみると、時間を忘れて食事ができる。
  18. 食器のグレードアップは、食生活のグレードアップ。
  19. 1日3食にとらわれない。
    1日2食以下でもいい。
    1日4食以上でもいい。
  20. 昨日の食事すべてを思い出せますか。
  21. 今は食べることができなくても、いつか食べられるようになる希望だけは持ち続ける。
  22. 食事の時間は、人生で最も幸せな瞬間の1つ。
  23. 空腹は、おいしさを高める最高の調味料。
  24. 料理を作る立場を経験すると、もっと料理が味わい深くなる。
  25. 同じものを食べ続けるより、いろいろなものを食べるほうが、豊かだ。
  26. おいしいお店を紹介すると、おいしいお店を紹介される。
  27. 急いでいるときでも、食事マナーをおろそかにしない。
  28. あなたの1週間を決めるのは、日曜日の朝食にある。
  29. 大好物は、気が向いたときに食べるものではなく、定期的に食べるもの。
  30. 食べたものを記録してみよう。
    食日記は、健全な食生活を促す習慣。

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