執筆者:水口貴博

食生活を豊かにする30の方法

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「まずい」とは言わない。「変わった味」「口に合わない」と言い換える。

「まずい」とは言わない。「変わった味」「口に合わない」と言い換える。 | 食生活を豊かにする30の方法

食生活を豊かにするために、禁句にしたい言葉があります。

「まずい」という言葉です。

食べてみて、味が悪く感じたとき「まずい!」と言ってしまうことがあるでしょう。

生理的に受け付けない味はあるものです。

むかむかしたり吐き気を感じたりすると、反射的に「まずい」と言ってしまうものです。

正直でストレートではありますが、少し品のない印象があります。

正直な意見とはいえ、言葉遣いには注意したい。

食事を作ってくれた人や育ててくれた人に失礼です。

一生懸命作った食事を「まずい」と言われて嬉しい人はいないでしょう。

食事を食べることは命を食べることでもあります。

命をささげてくれた動植物への冒瀆ぼうとくになります。

正直なのはいいことですが「まずい」という言葉には注意したほうがいいでしょう。

まずいという言葉は、響きも悪くて品もありません。

食べ物は「命」が関わっているものですから、表現には注意したいところです。

「まずい」という一言は、禁句にしておくのが無難です。

味が悪く感じたときは「変わった味」「口に合わない」と言い換える

味が悪く感じたとき「まずい」を禁句にするなら、代わりにどう言えばいいのでしょうか。

「変わった味」もしくは「口に合わない」と言い換えましょう。

たまたま自分にはそれをおいしいと感じる感覚がなかっただけのことです。

自分の好みと一致しなかっただけのこと。

自分がまずいと感じても、ほかの人にとってはおいしく感じることもあるでしょう。

「変わった味」「口に合わない」という表現を使えば、柔らかい言い回しになって、上品に意味を伝えることができます。

食生活を豊かにする方法(7)
  • 「まずい」は禁句にする。
  • 「変わった味」「口に合わない」と言い換える。
日々の食事は、褒めるトレーニング。

食生活を豊かにする30の方法

  1. まず食べることに、幸せを感じる。
  2. 食事を味わう時間は、人生を味わう時間だ。
  3. 「おいしい」を口癖にすると、食生活が豊かになる。
  4. 食事をおいしくいただくためのおまじない。
    手を合わせて笑顔で「いただきます」。
  5. 「朝から大好物を食べる」という選択肢もあっていい。
  6. 食事をしながら、携わった人たちの様子を思い浮かべよう。
  7. 「まずい」とは言わない。
    「変わった味」「口に合わない」と言い換える。
  8. 日々の食事は、褒めるトレーニング。
  9. 早食いの癖があるかぎり、豊かな食生活は実現できない。
  10. 不作法な食べ方は、野生の猿と同じ。
    文化的な生き物なら、食事マナーを意識しよう。
  11. あなたの健康運は、食べるもので決まる。
  12. 挨拶を交わせる店員さんを増やしていくことが、食生活の豊かさにつながる。
  13. いらいらしたら料理を作ろう。
    ストレス発散の効果が抜群。
  14. 割引券を使うなら、早めに使おう。
  15. 風習の食べ物は、素直に食べておくほうが、食生活が豊かになる。
  16. あなたの食生活には「大好物ランキング」がありますか。
  17. 腕時計を外してみると、時間を忘れて食事ができる。
  18. 食器のグレードアップは、食生活のグレードアップ。
  19. 1日3食にとらわれない。
    1日2食以下でもいい。
    1日4食以上でもいい。
  20. 昨日の食事すべてを思い出せますか。
  21. 今は食べることができなくても、いつか食べられるようになる希望だけは持ち続ける。
  22. 食事の時間は、人生で最も幸せな瞬間の1つ。
  23. 空腹は、おいしさを高める最高の調味料。
  24. 料理を作る立場を経験すると、もっと料理が味わい深くなる。
  25. 同じものを食べ続けるより、いろいろなものを食べるほうが、豊かだ。
  26. おいしいお店を紹介すると、おいしいお店を紹介される。
  27. 急いでいるときでも、食事マナーをおろそかにしない。
  28. あなたの1週間を決めるのは、日曜日の朝食にある。
  29. 大好物は、気が向いたときに食べるものではなく、定期的に食べるもの。
  30. 食べたものを記録してみよう。
    食日記は、健全な食生活を促す習慣。

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