執筆者:水口貴博

食生活を豊かにする30の方法

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食事をおいしくいただくためのおまじない。手を合わせて笑顔で「いただきます」。

食事をおいしくいただくためのおまじない。手を合わせて笑顔で「いただきます」。 | 食生活を豊かにする30の方法

食事をおいしくいただくためのおまじないがあります。

食事をいただく際、手を合わせて笑顔で「いただきます」と言うことです。

食べ始めるときの定番の挨拶言葉ですね。

基本的な食事マナーですが、同時においしくいただくためのおまじないでもあります。

子どもの頃はきちんと言うことができていても、大人になるにつれて忘れがちです。

「いただきます」とは「命をいただきます」という意味

「いただきます」とは「命をいただきます」という意味です。

あなたが食事をするために、命をささげた動植物がいます。

命は、動物だけでなく、植物にも宿っています。

その動植物に対して敬意を払うことが大切です。

お茶コーヒーなど、動植物とは無関係に思えるものもありますが、誤解です。

お茶は茶葉から作られ、コーヒーはコーヒー豆から作られています。

牛乳は、牛のお乳ですが、命の断片をいただいていると言えるでしょう。

元をたどれば、やはり命の宿ったものから作られています。

命を捧げてくれた動植物に対して、感謝を込めて「いただきます」と言いたい。

きちんと手を合わせ、軽くお辞儀をしながら言うのがポイントです。

唱えた瞬間、食事が輝いて見えるようになるでしょう。

わずか一瞬の儀式ですが、食に対する誠実な気持ちが高まります。

命に対する敬意、食べることへの感謝の念を持つことです。

真剣な気持ちを持つことで、一口一口が味わい深くなります。

よりいっそう食事をおいしく味わえるようになります。

恥ずかしがらずに「いただきます」と言おう

「いただきます」という一言だけですから、ほとんど手間暇はかかりません。

一瞬の儀式で食事をよりおいしくいただけるのですから、きちんと言ったほうがいいと思いませんか。

基本の食事マナーでありながら、食事をおいしくいただくためのおまじないでもあります。

恥ずかしがらずに言いましょう。

小さくささやくような声でもかまいません。

どうしても声に出して言うのに抵抗があれば、心の中で唱えてもOKです。

そこに、命に対する敬意と感謝の念があればいいのです。

命をいただいている実感を持てば、必ず感謝の念が生まれます。

「残さず食べよう」「きちんと食べよう」「味わって食べよう」という誠実な気持ちが生まれるでしょう。

感謝の念を持てば、食事をよりいっそうおいしくいただけます。

食生活を豊かにする方法(4)
  • 食べる前には、手を合わせて笑顔で「いただきます」と言う。
「朝から大好物を食べる」という選択肢もあっていい。

食生活を豊かにする30の方法

  1. まず食べることに、幸せを感じる。
  2. 食事を味わう時間は、人生を味わう時間だ。
  3. 「おいしい」を口癖にすると、食生活が豊かになる。
  4. 食事をおいしくいただくためのおまじない。
    手を合わせて笑顔で「いただきます」。
  5. 「朝から大好物を食べる」という選択肢もあっていい。
  6. 食事をしながら、携わった人たちの様子を思い浮かべよう。
  7. 「まずい」とは言わない。
    「変わった味」「口に合わない」と言い換える。
  8. 日々の食事は、褒めるトレーニング。
  9. 早食いの癖があるかぎり、豊かな食生活は実現できない。
  10. 不作法な食べ方は、野生の猿と同じ。
    文化的な生き物なら、食事マナーを意識しよう。
  11. あなたの健康運は、食べるもので決まる。
  12. 挨拶を交わせる店員さんを増やしていくことが、食生活の豊かさにつながる。
  13. いらいらしたら料理を作ろう。
    ストレス発散の効果が抜群。
  14. 割引券を使うなら、早めに使おう。
  15. 風習の食べ物は、素直に食べておくほうが、食生活が豊かになる。
  16. あなたの食生活には「大好物ランキング」がありますか。
  17. 腕時計を外してみると、時間を忘れて食事ができる。
  18. 食器のグレードアップは、食生活のグレードアップ。
  19. 1日3食にとらわれない。
    1日2食以下でもいい。
    1日4食以上でもいい。
  20. 昨日の食事すべてを思い出せますか。
  21. 今は食べることができなくても、いつか食べられるようになる希望だけは持ち続ける。
  22. 食事の時間は、人生で最も幸せな瞬間の1つ。
  23. 空腹は、おいしさを高める最高の調味料。
  24. 料理を作る立場を経験すると、もっと料理が味わい深くなる。
  25. 同じものを食べ続けるより、いろいろなものを食べるほうが、豊かだ。
  26. おいしいお店を紹介すると、おいしいお店を紹介される。
  27. 急いでいるときでも、食事マナーをおろそかにしない。
  28. あなたの1週間を決めるのは、日曜日の朝食にある。
  29. 大好物は、気が向いたときに食べるものではなく、定期的に食べるもの。
  30. 食べたものを記録してみよう。
    食日記は、健全な食生活を促す習慣。

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