あなたの食生活は、1日何食が基本ですか。
最も多く見られるパターンとしては「1日3食」ではないでしょうか。
家庭でも学校でも「1日3食を規則正しく食べましょう」と教わってきました。
幼い頃からの食習慣もあって「1日3食でなければいけない」という常識が刷り込まれています。
周りの人たちの食生活を見ても、1日3食が大半でしょう。
もちろん1日3食は基本ですが、だからといって絶対ではありません。
「1日3食」という食習慣に固執していると、食事回数を減らしたり増やしたりすることが健康に悪いと思えてきます。
ここに誤解があります。
食事回数は本来、自由です。
決められているものではなく、自分で主体的に決めることができます。
あまりおなかがすいていないときがあるものです。
朝食を普段よりたくさん食べたときは、正午になっても空腹を感じないことが多いでしょう。
あるいは昼食を取るタイミングが遅いときは、夕方や夜になってもおなかがすかないこともあるものです。
あまり体を動かさない仕事の場合、カロリー消費が緩やかになり、おなかが減りにくい傾向があります。
無理に食べるとおいしく感じられません。
我慢しながら食べたところでストレスです。
無理やり食べると残してしまいます。
残してしまうと、食事だけでなくお金も無駄になってしまいます。
そんなときは、1回分の食事をスキップするのも選択肢です。
1日2食になってしまいますが、それが合っている人もいるでしょう。
きちんとバランスよく栄養を取っていれば、健康上は問題ないでしょう。
時には1日4食以上も悪くありません。
よく体を動かす人の場合、1日4食以上も悪くないでしょう。
しっかり体を動かすにはそれだけカロリーも必要になります。
肉体労働でなく、頭脳労働でも1日4食以上にしてみるのもありです。
一度にがっつり食べると、体がだるくなったり眠気が襲ってきたりして、仕事に支障が出ることがあります。
1回の食事を軽食にして、4回や5回に分けるのもいいでしょう。
モデルの仕事をしている人には、急激な血糖値の上昇を抑えるため、1日の食事回数が4食以上という場合が多い。
スリムな体型を維持するなら、食事を小分けにしたほうが効果的であることも知られています。
人によって適切な食事回数は異なります。
「1日3食」という常識にとらわれず、もっと柔軟に考えてください。
1日3食を基本としつつも、自分のライフスタイルに応じて調整するといいでしょう。
1日2食以下も、4食以上も、どちらもありです。
自分のライフスタイルに合った食事回数やタイミングを見つけましょう。
仕事や環境の変化に応じて、食事回数を変えていくのは自然なことです。