ミーハーを否定しないことです。
ミーハーを否定することは、食の可能性を制限することです。
ミーハーと食の可能性は無関係に思えますが誤解です。
無関係どころか、しっかり関係しています。
なぜミーハーを否定すると、食の可能性が制限されるのか。
ミーハーな人を否定すると、自分がミーハーになれなくなるからです。
ミーハーとは、有名なものや流行のものに見境なく興味を示すこと。
世間ではミーハーに対してネガティブな意見が少なくありません。
「ミーハーは流行に流されやすい」
「ミーハーは恥ずかしいこと」
「ミーハーになってはいけない」
そんなことを言っていると、後から本人が痛い目に遭うでしょう。
話題のレストランや人気の食べ物があっても、素直な行動を取れなくなります。
自分が否定していた行為をすることになるため、矛盾が生じて、行動をブロックしてしまいます。
話題のレストランや人気の食べ物が気になっても、素直に飛びつけなくなります。
人から「話題のレストランに行こうよ」と誘われても、うなずけません。
「どうしようかな」と曖昧な態度になって、貴重なチャンスを逃してしまうでしょう。
結果として食の可能性につながります。
食生活を豊かになるどころか、貧しくなってしまいます。
自分が発する発言は跳ね返ってくると思ってください。
否定の言葉を発すると、自分の生き方も否定的になってしまいます。
ミーハーな人がいても否定しません。
たとえ否定的な感情が湧いても、言葉に出して言わないことです。
「そういう価値観なんだね」「そういう生き方なんだね」と思うくらいにしておくのがいいでしょう。
できればミーハーを否定するのではなく肯定しましょう。
「お店に詳しいね」
「自分に素直でいいね」
「行動力があるね」
「今を大切に生きているね」
「時代の流れに乗っているね」
「積極的に生きているね」
ミーハーは、恥ずかしいことでも悪いことでもありません。
普段からミーハーを肯定していれば、いざというとき、自分もミーハーな行動ができるようになります。
「話題のお店があるから行ってみようよ」と誘われたとき、素直に「いいね、行こう行こう!」と返事ができます。