執筆者:水口貴博

食の可能性を広げる30の言葉

11

「ゆっくり食べる」と「だらだら食べる」は、似て非なるもの。

「ゆっくり食べる」と「だらだら食べる」は、似て非なるもの。 | 食の可能性を広げる30の言葉

「ゆっくり食べましょう」

「よく噛んで食べましょう」

「早食いは避け、時間をかけて食べましょう」

こうした話を聞くやいなや「時間さえかければいい」と考え、だらだら食べる人がいます。

ながら食いをしたり、時間を決めずに食べ続けたりです。

これは違うのです。

たしかに時間をかけて食べるのはいいのですが、だからといってだらだらした食べ方になるのはよくありません。

だらだらした食べ方をすると、食の素晴らしさも半減です。

「ゆっくり食べる」はOK「だらだら食べる」はNG。

「ゆっくり食べる」と「だらだら食べる」は違います。

それぞれ似て非なるものです。

そっくりの意味に思えますが、厳密には異なります。

ゆっくりには集中があって、だらだらには集中がありません。

ゆっくりには感謝があって、だらだらには感謝がありません。

だらだら食べていると、きちんと味わえません。

味に集中できず、一口一口が中途半端になります。

おいしい味も普通の味に感じてしまいます。

くちゃくちゃした食べ方になり、不快な音が出てしまいます。

食の感謝がなければ、食の感動も半減です。

忘れがちなのは、歯への悪影響です。

だらだら食べていると、口の中にずっと食べ物がある状態になります。

口の中が酸性に傾いてしまい、虫歯や歯周病といったデンタルトラブルを招く原因になります。

どんなにおいしい料理も、だらだらした食べ方になっていては台無しです。

ゆっくり食べるのはOKですが、だらだら食べるのはNGです。

だらだら食べるのではなく、ゆっくり食べる

だらだら食べるのではなく、ゆっくり食べてください。

毎日決まった時間に食事をしましょう。

一口一口を大切にしつつ、しっかり集中しましょう。

ゆっくり食べつつも味覚は研ぎ澄まして、しっかり味に集中することです。

味に集中するから、味がよく感じられます。

おいしいという感動が心に広がります。

ゆっくりした食べ方をすれば、きちんと味わえ、おいしさを120パーセント引き出せます。

口の中のペーハーも安定するため、虫歯や歯周病も減って歯の健康にもつながります。

「ゆっくり食べる」と「だらだら食べる」は、似て非なるものです。

今まで混同していたなら、今後は区別しておきましょう。

この違いがわかるだけでも、食生活は変わります。

食の可能性を広げる言葉(11)
  • 「ゆっくり食べる」と「だらだら食べる」を区別する。
目の前に集中する習慣は、仕事や勉強に限ったことではない。
食事にも同じことがいえる。

食の可能性を広げる30の言葉

  1. 食の可能性を広げるパワーフレーズ。
    「今日も1日おいしく食べよう」
  2. 食べたことがないものを見つけたら、とりあえず食べてみよう。
  3. 安いネタだからといって、食べ方・味わい方が適当になっていないか。
  4. 最近「食の話題」を楽しんでいますか。
  5. 食欲の季節を、秋に限定しない。
  6. プレゼンの様子を客観的にチェックするなら、食事の様子を客観的にチェックすることもあっていいはずだ。
  7. 食の可能性は、デパートの試食コーナーにある。
  8. どんなに素晴らしい料理も、ぼろぼろの食器では台無し。
  9. ミーハーな人を否定することは、食の可能性の制限につながる。
  10. 仕事ができる人は、必ずいい食事を取っている。
  11. 「ゆっくり食べる」と「だらだら食べる」は、似て非なるもの。
  12. 目の前に集中する習慣は、仕事や勉強に限ったことではない。
    食事にも同じことがいえる。
  13. スランプから抜け出したいなら、きちんと食事を取ること。
  14. あなたは自分の大好物を、きちんと把握できていますか。
  15. お金持ちだからゆっくり食べるのではない。
    ゆっくり食べるからお金持ちになるのだ。
  16. 外食ができないのは、お金がないのではなく、勇気がないだけ。
  17. 大成功をしたら、外食しよう。
    大失敗をしたときも、外食しよう。
  18. 腹が立ったら食事のことを考えよう。
    あっという間に落ち着く。
  19. 食費を削っても、削りすぎるな。
  20. 一目惚れをしている自分に気づいてください。
  21. 「落としたあめは捨てるしかない」と考えていないか。
  22. 普段食べないような高級菓子を贈ると、普段食べないような高級菓子を贈られる。
  23. ダイエットには、スローテンポの音楽が効果的。
  24. 食の可能性は「おいしくもないがまずくもない」という食べ物にある。
  25. 食べすぎた罪悪感は、運動で晴らそう。
  26. 食わず嫌いは、食の機会損失。
    食べたこともないのに「食べられない」と決めつけない。
  27. 「おなかがすいた」と言う人は、そう言うことで空腹感を紛らわせようとしている。
  28. 言葉を失うほどおいしいものを食べた経験はあるか。
  29. 何でもないときに豪華な外食をするのも、1つのライフスタイル。
  30. 今日の食事のことを日記に書こう。
    日々の食事も、素晴らしい日記ネタ。

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