借金癖の原因の1つに、ストレスがあります。
ストレスをためていると、発散させるためにお金を使うことになります。
勉強のストレス、仕事のストレス、人間関係のストレス。
小さなストレスも、積もっていけば大きくなる。
もちろんストレスが小さいなら、睡眠や運動で解消できるでしょう。
しかし、大きなストレスとなると、単純には解消できません。
大きなストレスを発散させようとすると、大きなお金を使っていきます。
ストレスがたまっていると、思考力や判断力も低下します。
ストレスがあまりに大きいと「とにかくストレスを何とかしたい」と悩みます。
お金が足りなくても我慢できず、借金まで手を伸ばしてしまうのです。
一言で「ストレス」と言っても、さまざまな原因があります。
自分の借金癖の様子を振り返ってみてください。
大きなストレスは、心身に悪影響を及ぼすため、根本から解決しなければいけません。
もし借金癖の原因がストレスなら、まずストレスの発生源を突き止めましょう。
勉強によるストレスか。
仕事によるストレスか。
人間関係のストレスか。
ストレスの種類は多種多様であり、借金癖の人によってパターンが違います。
借金癖は、あくまで結果です。
結果には、必ず原因が存在します。
たとえ漠然としたストレスであっても、必ず原因があります。
現実と向き合うことになるため、考えたくないと思うかもしれませんが、だからとはいえ無視や放置はよくありません。
ストレスの原因を絶たないかぎり、延々とストレスが発生し続けます。
ストレスの原因を突き止めたら、解決に向けて具体的なアクションを起こしてください。
解決が難しいこともあるでしょうが、知恵を振り絞りましょう。
抵抗感があっても、勇気を出して、アクションを起こしてください。
たとえば、大変な仕事でストレスの限界を感じているなら、上司に相談を持ちかけてみましょう。
難しすぎる仕事、多すぎる仕事、自分に合っていない仕事。
量を減らしてもらったり、期限を延ばしてもらったり、仕事内容を変えてもらったなど、仕事の負担軽減をお願いしてみます。
人間関係のストレスなら、きちんと解決に向けて取り組んでください。
親子関係、友人関係、恋人関係、夫婦関係。
誤解があるなら、解きます。
自分に非があれば、素直に謝ります。
喧嘩をしているなら、きちんと仲直りをします。
不和や対立があるなら、仲を取り戻せるよう、自分から積極的にアプローチします。
人間関係が改善されれば、ストレスも小さくなります。
借金癖の原因がストレスなら、ストレスの原因を絶たないかぎり、借金癖は直りません。
現代社会は、ストレス社会でもあります。
もちろんストレスをゼロにするのは難しいですが、減らすことならできるはずです。
「自分にはできない」「今さら手遅れ」「絶対不可能」と諦めないこと。
ストレスの発生源を絶てば、苦しむことが少なくなります。
快適な生活も実現でき、借金癖も直っていきます。