借金癖を直すなら、掃除の習慣をつけましょう。
「借金癖と掃除に、何の関係があるのか」
疑問に思うかもしれませんが、無関係どころか、大いに関係があります。
もともと借金癖のある人は、自己管理能力が欠如しています。
身の回りの管理ができていません。
欲しいという気持ちを抑えられず、衝動的な買い物になります。
自己管理能力が弱いから、浪費や無駄遣いが増えています。
お金が足りないときは、借金で補おうとします。
お金を借りてまで欲しがろうとして、借金癖になってしまうのです。
借金癖を直すには、自己管理能力が欠かせません。
では、どうすれば自己管理能力を鍛えることができるのか。
その基本こそ「掃除」なのです。
掃除は、自己管理能力を鍛えるトレーニングです。
散らかったものは整え、汚れたものはきれいにする。
「管理能力」という点では、部屋の掃除もお金のやりくりも同じこと。
掃除をすると、自己管理能力が鍛えられ、自己管理能力が鍛えられるから、お金をやりくりする能力も向上します。
掃除をして部屋の居心地がよくなれば、冷静にお金のことを考えることができるようになります。
さあ、今すぐ部屋の掃除を始めましょう。
散らかっているものがあれば、整理整頓をしましょう。
必要ないものは、片付けるのではなく、捨てましょう。
物を減らしたほうが、部屋もすっきりして、居心地がよくなります。
窓もきれいに拭きましょう。
汚れた窓をきれいに吹けば、明るい光が差し込みます。
本棚の本や引き出しの資料は、種類や大きさに分けて並べましょう。
整理をすると、必要なときに取り出しやすくなります。
部屋にごみ箱がないなら、今すぐごみ箱を作ってください。
ごみ箱があると、ごみを捨てる場所がはっきりするので、部屋が散らかりにくくなります。
自己管理能力が高いから、掃除をするのではありません。
掃除をするから、自己管理能力が高まるのです。
掃除は、部屋をきれいにするだけでなく、自己管理能力を鍛えるトレーニングになります。
自己管理能力を鍛える一環として、ぜひ掃除に取り組んでください。
ごみや汚れが目立ってから掃除をするのはよくありません。
掃除が不定期になってしまい、先送りする癖がついてしまいます。
そのため、あらかじめ掃除をするタイミングを決めて、ルール化しておくほうがいいでしょう。
たとえば「毎週土曜日の朝は、部屋の掃除をする」というふうにルールにしておけば、掃除に取りかかりやすくなります。
決めたタイミングには、まだ部屋が清潔であっても、必ず掃除をします。
定期的に掃除をすることで、常に部屋をきれいな状態に保てます。