執筆者:水口貴博

本を読む力が強くなる30の方法

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読書とは、言葉探しだ。

読書とは、言葉探しだ。 | 本を読む力が強くなる30の方法

読書をするときには、宝探しと同じです。

どこかに大切なキーワードが隠されています。

どんな本でもそうですが、内容を要約できます。

要約された文章は、多少なりとも量があります。

さらに要約すると、1行で表現できます。

しかし、1行でもまだ多いのです。

究極は「一言」でまとめることができます。

「キーワード」であり「圧縮語」です。

作家は一言を伝えるために、長い文章で装飾しています。

たった1つの単語の意味、深さ、理解を促進させるために、あれこれと話をしているのです。

読者が本を読むときには、作者が結局何を言いたいのか見つけることです。

読書をするときには、キーワードを見つけるのです。

見つけることができれば、その言葉は、あなたの一生の財産になります。

そのキーワードは、何百ページもの文章を一言でまとめた「圧縮語」です。

覚えるのは、一言でかまいません。

しかし、圧縮された言葉ですから、たくさんの意味が含まれていますし、生活のさまざまな場面で役立てることができます。

たとえば、私は以前に「スピード人間になるコツ!」という本を書いたことがあります。

たくさんのページで構成されています。

しかし、結局言いたいのは「スピードをつけると、ほかの人より幸せになれますよ」と言いたいだけです。

さらに究極的に言うと「スピード」という一言のキーワードを伝えるために、たくさん書いているだけです。

言葉の意味や大切さを伝えるために、たくさんの例や物語を使って、わかりやすく表現しています。

すべての本は、そういう作りになっています。

どんな本でも「単語」で内容をまとめることができます。

そういうことを心がけて、本を読むようにしましょう。

読書とは、言葉探しです。

キーワードという宝物を見つけることができれば、一生の財産になります。

キーワードを見つけ、理解し、生活に役立てるのです。

本を読む力が強くなる方法(13)
  • 作者が言いたい「一言」を、見つける。
待ち時間に本を読む習慣があれば、待つことが嬉しくなる。

本を読む力が強くなる30の方法

  1. 興味のある本から読まないと、眠くなる。
  2. 買ってきた日に読み始めるのが、読書のマナー。
  3. あなたが読みたい本だけ買えばいい。
  4. 気になる部分は、蛍光ペンでラインを引く。
  5. 蛍光ペンで線を引くときは、3種類の色を活用しよう。
  6. ラインが引くのが面倒なときは、ページを破って抜き出そう。
  7. 初めから読み始める必要はない。
    気になるところから読み始めていい。
  8. 初めから読まないと理解できない本は、内容も大したことがない。
  9. 自分のお金で本を買うから、自分のためになる。
  10. 社会的に弱い人は、お金も時間もない。
    そういう人のために、無料にしている。
  11. 無理をして、本を最後まで読み切る必要はない。
  12. 読書をして共感できたとき、潜在的思考が表面化する。
  13. 読書とは、言葉探しだ。
  14. 待ち時間に本を読む習慣があれば、待つことが嬉しくなる。
  15. 気に入った著者の全作品を読もう。
  16. 文字が大きな本ほど、得るものは大きい。
  17. 本を読むのは、知識を得るためではない。
    意識を変えること。
  18. 本を買って読むのは「消費」ではなく「自己投資」だ。
  19. 海外旅行ほど、待ち時間の多い旅はない。
  20. 本は、借りるより買うほうが、身につきやすい。
  21. 本で読んだことを現実で活用して、初めて「わかった」と言える。
  22. 読書は、座ってするものとは限らない。
    読書は、歩きながらできる。
  23. 古典には「普遍的内容」が含まれている。
  24. 読書はすべて、一期一会。
  25. 読書の魅力は、連鎖させていくこと。
  26. 読書の達人は、1ページ目から読まない。
    目次から読み始める。
  27. 忙しいときほど、読書をする絶好のチャンス。
  28. 気に入ったキーワード・キーフレーズが1つでもあれば、買う価値はある。
  29. 下克上を実現する一番の近道は、読書。
  30. 読書(インプット)→経験(消化)→教える(アウトプット)。

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