読書をするときには、宝探しと同じです。
どこかに大切なキーワードが隠されています。
どんな本でもそうですが、内容を要約できます。
要約された文章は、多少なりとも量があります。
さらに要約すると、1行で表現できます。
しかし、1行でもまだ多いのです。
究極は「一言」でまとめることができます。
「キーワード」であり「圧縮語」です。
作家は一言を伝えるために、長い文章で装飾しています。
たった1つの単語の意味、深さ、理解を促進させるために、あれこれと話をしているのです。
読者が本を読むときには、作者が結局何を言いたいのか見つけることです。
読書をするときには、キーワードを見つけるのです。
見つけることができれば、その言葉は、あなたの一生の財産になります。
そのキーワードは、何百ページもの文章を一言でまとめた「圧縮語」です。
覚えるのは、一言でかまいません。
しかし、圧縮された言葉ですから、たくさんの意味が含まれていますし、生活のさまざまな場面で役立てることができます。
たとえば、私は以前に「スピード人間になるコツ!」という本を書いたことがあります。
たくさんのページで構成されています。
しかし、結局言いたいのは「スピードをつけると、ほかの人より幸せになれますよ」と言いたいだけです。
さらに究極的に言うと「スピード」という一言のキーワードを伝えるために、たくさん書いているだけです。
言葉の意味や大切さを伝えるために、たくさんの例や物語を使って、わかりやすく表現しています。
すべての本は、そういう作りになっています。
どんな本でも「単語」で内容をまとめることができます。
そういうことを心がけて、本を読むようにしましょう。
読書とは、言葉探しです。
キーワードという宝物を見つけることができれば、一生の財産になります。
キーワードを見つけ、理解し、生活に役立てるのです。