質問するときは、質問順にも注意しましょう。
いきなり、デリケートな質問から始めるのは、避けたほうが賢明です。
たとえば、残業・休日出勤・有給休暇・収入などです。
デリケートな質問から尋ねると、誤解を与えたり、雰囲気が悪くなったりする場合があります。
「劣悪な労働条件を強いる企業として疑っているのではないか」と思われる可能性もあるでしょう。
疑われる目で質問されるのは、先輩にとっても気分がよくありません。
デリケートな質問は、後回しです。
最初は、表面的な質問から始めるのが無難です。
たとえば、社内の雰囲気、1日の仕事の流れ、社会人になる前と後のギャップなどが好ましいでしょう。
就職の意欲が伝わりやすい質問から始めることで、だんだん場の雰囲気もよくなります。
しばらくして、場が温まったところで、デリケートな質問に移っていきましょう。
雰囲気がよくなれば、デリケートな質問も自然な流れで聞くことができるでしょう。
先輩にとっても、答えやすくなるはずです。