身だしなみは、第一印象に関わります。
身だしなみにも幅はありますが、同棲の挨拶では「不快感を与えないこと」が第一です。
こだわりがあったとしても、主張の強い身だしなみは控えます。
できるだけ清潔感のある身だしなみを心がけましょう。
落ち着いた髪型が適切です。
髪を染めている人は、黒に戻しておきます。
黒に近い栗色までは許容範囲ですが、明るい色が目立つなら、黒に染め直しておくのが安心です。
できるだけひげは剃っていくのがマナーです。
ただし、ひげにこだわりがあるなら、清潔感のある状態に整えておきましょう。
事前にクリーニングに出しておき、しみやしわがない状態にしておきましょう。
暑い夏場でも、できるだけ半袖は避け、長袖を着ていくのがマナーです。
襟が高すぎるシャツやデザイン性のあるシャツは不適切です。
迷ったら、シンプルな白が無難です。
ファッション性が高いスーツは不要です。
高級なスーツである必要はありません。
スーツの色は、黒・ダークグレー・紺がおすすめです。
スーツのポケットのふたは、外に出しておくのがマナーです。
必須ではありませんが、できるだけ身につけておくほうが誠実で知的な印象を与えられるでしょう。
ファッション性やブランド名が目立つ時計は避け、シンプルなタイプが適切です。
腕時計のバンドは、黒か茶の革か、ステンレスシルバーを選びましょう。
男性の場合、基本的にアクセサリーは不要です。
普段からアクセサリーをしている人も、第一印象を考え、外しておくほうが安心です。
女性の場合、アクセサリーをするなら「控えめ」の範囲を心がけます。
ファッション性のある指輪も外しておきます。
男女ともに、基本的に香水は不要です。
自分ではよい香りと思っても、ほかの人にとっては不快に感じる場合があります。
夏場の汗など、体臭が気になるなら、消臭スプレーで対処します。
意外と爪は見られていると考えてください。
伸びた爪は不快感を与える原因になります。
おしゃれとして伸ばしている人もいますが、できるだけ短く切っておくほうが無難です。
遊び心が感じられる派手なベルトは不適切です。
落ち着いた色でシンプルなタイプのベルトを選びましょう。
カバンを持参するなら、色も柄も落ち着いたタイプが適切です。
デザイン性やファッション性が目立つカバンは避けるようにします。
普段仕事で使っているカバンで十分ですが、汚れやひび割れなど、消耗が目立つカバンは避けたほうがいいでしょう。
カバンを持参する際は、余計な荷物は入れず、必要最小限にしましょう。
靴は軽視しがちですが、しっかり整えておきましょう。
「靴を見れば、その人の性格や本性が見える」と言われます。
スーツを着ていくなら、ビジネスシューズを履いていきましょう。
きちんと靴を磨いておきます。
カジュアルな服装なら、スニーカーやローファーでもいいですが、サンダルはNGです。
汚れた靴下は厳禁です。
できるだけ落ち着いた色とデザインの靴下を履きましょう。
ハンカチとティッシュは、身だしなみの基本です。
鼻をかんだり手を拭いたりなど、さまざまな場面で役立ちます。