ご両親との会話では、パートナーの悪口は禁句です。
当然のことですが、あらためて意識しておきたい注意点です。
事実であっても、言ってよいことと悪いことがあります。
悪口を言えば、パートナーだけでなく、ご両親の機嫌まで損ねてしまうでしょう。
誰でもわが子を悪く言われるのは気分がよくありません。
不快にさせたり怒らせたりすることだけは避けておきたいところ。
同棲の挨拶は、礼儀と誠実を見せなければいけない場面です。
たしかにご両親からの質問は正直に答えるのが基本ですが、パートナーの悪口は控えるべきです。
たとえ話の流れがあったとしても、安易な同意はよくありません。
たとえば、ご両親が「うちの子は料理が下手でね」という話を振ってきたとします。
事実ならうなずきそうになりますが、事実に関係なく、同意は避けるのがスマートです。
「特に私は気にしていません」「この前、作ってもらった料理がおいしかったです」など、前向きに回答するのがベターです。
もしくは「そうでしょうか」「どうでしょうね」など、回答を濁すのも許容範囲です。
たった一言の悪口であっても、険悪な雰囲気になることもあります。
ご両親との挨拶中、お酒が入ることもあります。
お酒が入ると、思考力や判断力が低下して油断しやすいため、特に注意が必要です。
わざわざお世辞を言う必要はありませんが、ネガティブな会話を避けるようにしましょう。