すべてのご両親が、同棲に賛成とは限りません。
反対するご両親もいるでしょう。
もしくは、賛成と反対の中間で迷っているご両親もいるはずです。
反対するからとはいえ、ご両親の気持ちも理解しましょう。
ご両親にとっては、大切なわが子が異性と暮らし始めるのは心配で当然です。
では、反対されているなら同棲は不可能かというと、そうではありません。
きちんと対策や説得を進めていけば、ご両親の反対を賛成に変えることができる可能性があります。
もし挨拶前にご両親が同棲に反対しているとわかっていれば、希望を捨てず、対策を立ててください。
まずご両親は、どういった点に反対しているか、事前にパートナーを通して確認しておきましょう。
反対されている点がわかれば、対策を立てやすくなります。
反対理由がわかれば、自分たちの努力次第で解消できる場合があります。
また反対しているなら「程度」も確認しておきたい。
一言で「反対」とはいえ「とりあえず反対」と「絶対反対」とでは、意味が違います。
反対の程度に応じて必要な説得も変わります。
忘れてならないのは「説得のセリフ」です。
ご両親の反対を説得するセリフを十二分に考えておくことは必要不可欠。
パートナーを通してご両親の考え方を把握しておくと、説得を考えるときの参考になるでしょう。
ご両親のツボがわかれば、効果的な説得を考えやすくなります。
将来のことや収入のことなど、詳しく聞かれそうなことは、あらかじめ考えを整理しておくのが得策です。
少々体裁が悪くても、誠意の感じられる説得ができれば、ご両親も賛成に考え直してくれる可能性があります。
ただし、説得のセリフには注意が必要です。
論破するような言い方は避けたほうがいいでしょう。
正論であっても、言葉にとげがあると、ご両親を不快にさせるでしょう。
論破するような言い方は避け、できるだけご両親の意見を尊重した説得が適切です。
たとえば「それは間違いです」という完全否定より「お気持ちはわかります。しかし~」という言い方を心がけます。
一度否定の意見を受け入れてから自分の意見を述べたほうが、スマートに説得できます。
言い方は、ちょっとした言葉遣いで雰囲気が変わります。
きちんと礼儀と誠意が伝わるよう、言葉を選びながら説得することが大切です。