執筆者:水口貴博

同棲の挨拶で心がけたい30のマナー

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同棲の理由として不適切な4つのパターン。

同棲の理由として不適切な4つのパターン。 | 同棲の挨拶で心がけたい30のマナー

同棲の挨拶で最も大切なのは、同棲をする理由です。

「なぜ同棲をするのか」

同棲する理由をきちんと説明できなければ、ご両親は納得してくれないでしょう。

あらかじめ2人で話し合って、考えを整理しておくことが大切です。

ただし、同棲の理由とはいえ、自由な発言には注意が必要です。

たとえ事実であっても、正直でストレートな理由は、ご両親を不快にさせることがあります。

同棲の理由として不適切なパターンがあります。

以下の内容は、同棲の理由として不適切であるため、避けておくのが賢明です。

  1. 漠然とした理由

「一度同棲を経験してみたかったから」

「お互いの部屋を行き来していたら、そういう話になったから」

漠然とした理由は、理由になっていません。

漠然とした理由は、軽薄で浮ついた印象があるため、ほとんどの親が反対するはずです。

  1. 自己都合を思わせる理由

「いつも一緒にいたいから」

「毎日一緒に寝られるから」

「もっと親しくなりたいから」

一見よさそうな理由に思えますが要注意です。

パートナーのことを表面的しか考えておらず、一過性の衝動のように感じられます。

真剣さや誠実さも欠けています。

ご両親も首をかしげ、納得してもらえないでしょう。

  1. 節約を強調した理由

「一緒に暮らして生活費を折半すれば、節約になるから」

「結婚資金が早く貯まりやすくなるから」

節約を強調した理由を言えば、ご両親は「わが子を節約に利用するな」と思うでしょう。

たとえ結婚資金を貯める名目であれ、ご両親はあまりよい気分にはなりません。

節約目的が正直な理由であっても、正直に言わないほうが賢明です。

  1. 場所を強調した理由

「大学や会社の近くに引っ越しすれば、便利だから」

「駅の近くなら、利便性がよくなるから」

場所による都合も不適切です。

「そんな理由では同棲を許可できない」と、ご両親から叱られます。

パートナーを大事にしている気持ちが感じられないため、同棲に反対されやすくなります。

同棲の挨拶で心がけたいマナー(17)
  • 同棲の理由として不適切なパターンを避ける。
ご両親からの質問は、正直に答えるのが基本。

同棲の挨拶で心がけたい30のマナー

  1. 親への挨拶も同棲の一環。
    同棲するなら、パートナーのご両親に挨拶をしよう。
  2. ご両親への挨拶の前に大切なのは、良好な人間関係。
  3. 先に同棲の具体的な準備を進めないこと。
  4. 同棲の挨拶の基本的な流れ。
  5. あらかじめご両親の好みや考え方などを確認しておく。
  6. 同棲の挨拶のシミュレーションは必須。
  7. 同棲に反対されることが予想されるなら、前もって説得を考えておく。
  8. 事前に話を進めておくと、本番がスムーズ。
  9. 同棲の挨拶に行くなら、男性の場合、スーツがベスト。
  10. 同棲の挨拶で心がけたい身だしなみ。
  11. 挨拶に行く際の手土産に関するマナー。
  12. 同棲の挨拶の場所には、どこがいいのか。
  13. 「同棲」という言葉は使わないほうがいい。
  14. ご両親の前では、愛称や呼び捨てで呼ばないこと。
  15. 同棲の挨拶では、緊張をしてもいい。
  16. 同棲の挨拶で最も大切なのは、同棲の理由。
  17. 同棲の理由として不適切な4つのパターン。
  18. ご両親からの質問は、正直に答えるのが基本。
  19. パートナーの悪口は禁句。
  20. 挨拶中に心がけたい5つの話し方。
  21. 自宅で注意したい7つの振る舞い。
  22. パートナーを大切にしていることだけは、しっかり伝えること。
  23. パートナーを苦労させるような発言は控える。
  24. 食事にお酒が登場したときのマナー。
  25. 親への挨拶は、やりすぎくらいがちょうどいい。
  26. 結婚に関する質問は、曖昧に答えないこと。
  27. 同棲の挨拶は、両家に必要なのか。
  28. 離婚歴がある人に、同棲は必要なのか。
  29. 親同士の挨拶は必要か。
  30. 数回必要な同棲の挨拶を、1回で済ませてしまう方法とは。

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