「同棲の挨拶」といえば「彼氏が彼女のご両親にするもの」と思われがちです。
彼氏が彼女のご両親に会い、挨拶をして、同棲の許可をいただきます。
親にとっては、娘は宝です。
同棲は、結婚の第一歩。
大切な娘を、家族ではない男性に預けるわけですから、彼氏が彼女の家まで出向いて挨拶をするのは当然でしょう。
ましてや結婚前提に同棲をするなら、交際相手の真剣度を確認したいはずです。
挨拶を通して、交際相手の育ち・人柄・考え方などを確認したいはずです。
誠意をしっかり見せて、ご両親から許可をいただかなければなりません。
同棲の挨拶は、必須ではありませんが、誠意を見せるためにも、礼儀正しく済ませておくのが得策です。
しかし、同棲の挨拶は彼氏だけ必要なのかというと、そうではありません。
彼女も、彼氏のご両親に挨拶をする必要があります。
「大事なわが子を他人に預ける」という意味では、両家の親とも事情は同じです。
また彼氏だけが彼女のご両親に挨拶をして、彼女は何もしないのは不公平でしょう。
同棲は、2人が一緒に協力して実現するものです。
事情がないかぎり、彼女も彼氏のご両親に挨拶をしたほうがいいでしょう。
お互いがそれぞれの親に挨拶を済ませれば、気持ちよく同棲を始めることができます。
挨拶の順番について、心がけたいマナーがあります。
女性を尊重する意味として、まず彼氏が彼女の親に挨拶をしたほうがスムーズです。
彼氏が彼女のご両親に挨拶を済ませた後、彼女が彼氏のご両親に挨拶をします。